人類史上No.1のサッカー選手 リオネル・メッシの子育て「自分は世界一幸せ者」
2014/06/10
もうすぐワールドカップ。FQ JAPANでは5週にわたってサッカー(元)選手の父親ぶりを大公開! 最終回は「サッカー史上最もゴールを量産する」と言われ、2014年のFIFAワールドカップのアルゼンチン代表にも選ばれているリオネル・メッシ選手。
【1人目】宮本恒靖「自分が思ったことを子供たちに伝えていこう」
【2人目】大久保嘉人「子供がやりたいと主張することは、まず挑戦させたい」
【3人目】鈴木啓太「やっぱり子供に〝カッコイイ”って思われたい」
【4人目】佐藤寿人「オンの時もオフの時も父親でありサッカー選手」
【5人目】リオネル・メッシ「どんなときでも彼のことを考えている」
【6人目】ネイマール「すべてのゴールは、息子のために」
史上初となる4年連続のバロンドール受賞に、昨年は年間95ゴールという欧州最高記録。
“リオ・メッシ”という生きる伝説はまだまだ止まらない。そんな彼も一度ピッチを離れれば、生まれたばかりの息子に何度もキスをする、ただの子煩悩パパなのだ。
サッカー史上、最もゴールを量産する新米パパ
昨年11月のチャンピオンズリーグのセルティック戦、ロスタイム。ゴールを決めたあと、必ず天に向かって両手をかかげ、亡くなったおじさんに感謝をささげるパフォーマンスをしていたメッシ。だが、この日は指を口にくわえるおしゃぶりパフォーマンスをした。そう、アルゼンチンの至宝・メッシはパパになったのだ。
メッシはピッチに立ったら必ずと言っていいほどゴールを量産し、あらゆる記録を塗り替えてきた。若干25歳にして、バロンドール4回連続受賞という史上初の偉業も成し遂げた。
しかし、2012年、バルセロナの病院で長男チアゴ君が生まれたことは、彼にとって、あらゆる栄光にも勝る喜びだったという。
「人生最高の瞬間だったよ。この素晴らしいプレゼントをくれた神様に、ずっとそばで支えてくれた家族に、感謝している。僕のことを好きでいてくれるすべての人に感謝をしたい。自分は世界で一番の幸せ者だ」。
奥さんと出会ったのは5歳のとき
メッシと妻のアントネージャさんが出会ったのは2人が子供の頃。5歳の時から一緒に遊んでいた2人は、一度別々の道を歩んだ後、2007年に再会を果たす。その1年後に2人は交際を静かにスタートさせ、数々の困難を乗り越えてきたのだ。
「彼女は物静かな人。僕より小柄で、僕と同じくらい内気。つらい時は一生懸命励ましてくれる」。
育児についてはまだまだ新米パパだが、妻の支えもあり育児というピッチでも順風満帆のようだ。オムツ交換に関しても甥っ子などのオムツ替えをした経験もあったので、チアゴ君のお世話も、上手にできているという。
「僕の頭の中は、いまチアゴのことでいっぱいだ。どんなときでも彼のことを考えている。人生のどの瞬間、どんな状況でも今はすべてが前と異なっているんだ。チアゴの誕生はバロンドール以上に僕の人生を変えたよ」。
そして子煩悩パパはメッシだけではない。歌手シェキーラの夫でもある、DFのジェラール・ピケもまた第一子誕生を控えており、FWビジャ、FWペドロ、GKバルデスもご懐妊のニュースが流れたばかりだ。バルセロナの主要メンバーはベビーラッシュ真っただ中なのだ。
世界最高峰のクラブと評されるバルセロナの躍進(ワーク)の秘訣は、プライベート(ライフ)の充実にある。彼らが活躍するほど、それはワークライフバランスの象徴なのかもしれない。僕ら父親たちにとって、まさにバルセロナは『Mesque un club』、”クラブ以上の存在”なのだ。
※FQ JAPAN vol.26(2013年春号)より転載
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出発日:2014年8月15日(金)
https://fqmagazine.jp/9186/xavicamp/
http://sports-his.com/soccer/2014_xavicamp.htm
【1人目】宮本恒靖「自分が思ったことを子供たちに伝えていこう」
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【3人目】鈴木啓太「やっぱり子供に〝カッコイイ”って思われたい」
【4人目】佐藤寿人「オンの時もオフの時も父親でありサッカー選手」
【5人目】リオネル・メッシ「どんなときでも彼のことを考えている」
【6人目】ネイマール「すべてのゴールは、息子のために」