インタビュー

【藤井フミヤ】Japanese Dad Interview

子供とめいっぱい時間を費やし愛情たっぷりに遊ぶ。まさに自然体という言葉がふさわしいフミヤの子育て。現在は父親と友達の中間の存在としていい距離感で子供たちを見守るDADフミヤはやっぱりカッコイイ!

フランクDAD 藤井フミヤ

A DAD’S TRUE LOVE

子供とめいっぱい時間を費やし愛情たっぷりに遊ぶ。まさに自然体という言葉がふさわしいフミヤの子育て。現在は父親と友達の中間の存在としていい距離感で子供たちを見守るDADフミヤはやっぱりカッコイイ!

―――お子さんはお二人ですよね。
そう、中三の息子と中一の娘。反抗期なのかもしれないけど、最近はあまり関わらないように努めているよ。中学になれば映画行くのも、ディズニーランドに行くのも友達と一緒の方が楽しいみたいだから、あまり一緒に遊ぶってことは少なくなったよ。学校行事なんかも行かないようにしている。ただ中学生になると友達同士で渋谷や原宿に遊びに行くでしょ。それがちょっと心配。今はそういった場所で起こるティーンネイジャーの問題に対して、距離をおいて見張っている感じかな。

―――ではお子さんが小さい頃はどうでした?
生まれた瞬間から子供が世界の中心になっちゃったよね。極端に言えば「命を交換してもいいよ」というくらい。だから小学校の頃はもうべったりで、七夕、節分などのほとんどの行事はやった。子供たちの学校は父兄参加型で行事に参加する父親は多かったけど、そのなかでも俺はほとんど皆勤賞って感じ。自分の年間スケジュールを決めるのも、まず家族の誕生日と結婚記念日、そして学校行事を押さえる。土日祭日、ゴールデンウイーク、夏休み、冬休みも仕事は休み。その頃は“仕事は2番目!”という親バカぶりだったね。(笑)

生まれた瞬間から子供が世界の中心に

―――やっちゃってますねぇ(笑)。では幼少の頃の子供たちとどんな遊びをしたんですか?
普通に散歩したり公園で遊ぶことが多かったな。出かけるときはカッターやハサミを持って、自然の草花などを切って遊んだなぁ。これが意外とおもしろいのよ。俺まで夢中になっちゃったりして……。ミカン畑で葉っぱをたくさん顔の形に切って蜘蛛の巣にひっかけたりとか。ハサミって使い次第で結構遊べるんだよ。
旅行もよく行ったな。職業柄、国内旅行はあまり行けなかったけど。すぐにカメラで撮られるからね。だから近場の海外が多かったな。子供たちは水遊びが好きだったから、ハワイはかなり行ったよ。旅先ではひたすら遊んで食って寝ての繰り返しだったね。

―――子供たちとの思い出で、嬉しかったことは何ですか?
俺の誕生日だったかな。初めて息子が自分一人でお店に行って、自分のお小遣いでプレゼントを買ってくれた時はジーンときたね。天使の飾り物みたいなものだったけど、ちゃんとプレゼント用にラッピングされてね。絵ももらったことあるけど、その買って、ラッピングしてという行為が嬉しいみたいな。

―――教育に関してはどうでした、お稽古ごとなどはさせたのですか?
いわゆる英才教育はいっさいしない。ただ、何でもこなせるような運動能力を身につけて欲しかったから、体操教室には通わせたよ。例えばサッカー部の子ほど上手くないけど、体育の時間にサッカーをやればクラスで上手い方みたいな。水泳でも、跳び箱でも普通以上にはこなせる子になって欲しいからね。
子供に勉強しろとも言うよ、自分が全然してなかったのに(笑)。でも勉強して欲しい。最近も息子に「勉強してれば基礎ができるから、映画を観ても本を読んでも、その背景にあることまで奥深く理解できる。でもそうじゃないと意味も分からず薄っぺらな理解しかできない。おまえは誰からも魅力的だ、おもしろい奴だって言われたいだろ? だったら勉強しないと」と淡々と話したよ。

本当に一瞬だから、馬鹿って言われても可愛がっていいと思う

 

藤井家の2つの家訓

fujiifumiya_sabu2_s―――子供たちにはどんな人になって欲しいですか?
明るく」「強く」「優しく」。この3つを持った人間になってもらいたいね。常に言っているのは、「人に優し
く」。特に男は女に優しくしろと。小学校高学年くらいからいじめ問題が出てくる。うちの子はいじめられる方にはならなかったけど、「おまえ、絶対に荷担するなよ」とはいつも言ってる。
それから、子供に絶対経験して欲しいから、「中学時代はスポーツ部に入る」「留学をする」という決まりは作ったよ。この2つは「昔から藤井家の家訓として決まっている」と小学生の頃から言っていました(笑)。現在、二人ともバスケット部に入ってるよ。やっぱりスポーツから学ぶことって多いもん
留学は英語を話せるようになって欲しいからね。小さい頃から「これからの時代は英語を話せないと生きにくいぞ、しゃべれなくても大丈夫だったのはパパとママの時代まで。今は英語を話せないといい仕事にも就けないし、生活しにくい。海外を観て視野を広くしないといけない」と言い続けていた。小学校の頃はかたくなに留学を拒絶していたけど、今は子供たちもいずれ留学するだろうなって思っているみたい。留学先は英語圏で安全なところであればどこでもいいよ。カナダなんかいいと思うけど、ハワイはちょっとやだな。
遊んで終わりって感じになりそうだから。―――他には藤井家のルールみたいなものはありますか?
ゲームに関してだね。子供は必ずゲームをする、これはしょうがない。だからゲームは2時間までって決めた。それにPSPみたいな小さいゲームは家ではいっさい禁止。やっていいのは移動の時の車と飛行機だけ。レストランも会話をする場所だからダメ。
そもそもみっともないし、親が恥をかく。ハワイのレストランでもゲームしている子を見かけるけど、悲しい光景だよね。せっかく家族で旅行に来ているのに。―――今の時代、子供たちはパソコンも多く使われるんじゃないですか?
インターネットってルールがないじゃない? だから性的なことがすごく心配。俺たちの子供時代は性の情報って限られていたでしょ。まず空き地でエロ本拾うとこから始まって、みんなで「うおーっ」とか言って回し読み。それもおばちゃんが厚いパンツはいてセーラー服みたいな(笑)。
それが今はネットからシッチャカメッチャカなものがモロに入ってくるからね。息子は年頃だから、「おまえ、そういうサイトどう思う?」って軽く聞いてみたりするんだけど、息子は「こいつら、絶対頭おかしいよ!」って言うので、少し安心したね。
親としては、このインターネット環境はおかしいと思う。だって最近、性的なおかしい事件が多いでしょう。この前も、娘が変態に追っかけられたことがあったんだけど。それまでは「もう娘も電車に乗って一人で帰らせてもいいだろう」と言ってたけれど、今は「無理無理、冗談じゃない!」って感じだからさ、できる限りオレが迎えに行ってるよ。携帯電話も5年生の時に持たせた。やっぱ世の中おかしいって……。

息子とは服もiPodも共有

―――お子さんたちには、フミヤさんはどのように思われているのですか?
ミュージシャンで芸能人ってこともあるけど、子供たちは俺のこと、普通の父親とは違うと思っているみたい。少なくとも、俺はファッション的な部分で他のお父さんとは違うし。口に出してまわりに自慢するわけではないけど、なんとなく心では俺のことを自慢しているフシがあるな。
それに息子は俺の服をよく着ているんだよ。息子のファッションを見て「そんなんじゃダメだ、これを着ろ」
と言って服を貸すことがある。だから息子は同級生のなかでは誰よりもお洒落(笑)。息子とはiPodも共有している。息子は日本のロックバンドが好きなので、最近のバンドなんかを教えてもらっているよ。

―――最後に、子育て真っ最中のFQ読者に先輩としてメッセージをお願いします。
子育てをある程度終った人しかわからないけど、可愛い時期は一瞬で終わっちゃう。ホント、あっという間の出来事。このあいだ小学校入学だったのに、もう卒業だもん。今でも写真を見ると涙ぐんじゃう(笑)。ちょっとしゃべれるようになった時の感じや、親がいないとすぐ死んでしまうようなもろさ、迷子になって必死で探しまくったことなんか思い出してね。
本当に一瞬だから、馬鹿って言われても可愛がっていいと思う。べったり付き合って一緒に遊んだから、二人とも明るい子に育ったし、元気で好き嫌いもない。だからこそ、今は安心して離れられるのかなって思う。離れていっても距離感は感じないよ。少なくとも自分が中学の時の父親との関係に比べたらずっと近いと思う。これからは友達になっていくのかな。今は親父と友達の中間って感じだよ。

fujiifumiya_profile_sフジイフミヤ/1962年7月11日生まれ。福岡県出身。チェッカーズのボーカルとしてデビュー。解散後はソロ活動で数々のヒット曲をリリースし、昨年は「愛・地球博」のプロデューサーを担当。現在多岐に渡り活躍するマルチクリエーターであり、中学3年生の長男と中学1年生の長女を持つ二児のDADでもある。
http://www.ffm.co.jp/

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