妻が妊娠したら夫が心得ておくこと プレパパ講座②
2015/04/02
子供との絆は、生まれる前から築かれ始める。しかし、それを感じ取ることはパパにはなかなか難しいことである。しかし、いくつかの簡単な手法を取り入れることによって、その絆を深めることができる。前編に続き、さらなるアドバイスをしよう
前記事:家族になるための心得〈後編〉
優先度
様々な決定事項は赤ちゃんについてだけでなく、他の事柄にも非常に大きな影響を与える場合がある。これから新米パパとして、子どもと家族のために何を優先すべきかを徐々に学んでいくだろう。例えば最新のXboxを買うか否かという問題は、XboxとPlaystationのどちらを買うかという選択ではなく、Xboxを買うかその分のお金を別のものに使うかどうかの選択だったりする。
このような考え方は、子供と繋がる大きなきっかけとなる。様々な決断に際し、子供の存在をいつでも念頭に置くことで、まだ生まれて来てない我が子は感情を持った立派な人間であるということを実感するだろう。もし、様々な選択において自分にとってのメリット・デメリットしか思い浮かばないようであれば、まだまだ考えが浅いと言える。
DIYをする
かつて女性は赤ちゃんのためにたんす一杯の服を編み、一方で男性はゆりかご作りに精を出していた。近年では、服や家具などはお店で買う場合が圧倒的に多い。しかし、生まれてくる子供のために何かを手作りするということはとても意味のある経験となるだろう。実際に手を動かして作業する時間を確保するということは、子供がどんなものが好きなのか、何を楽しんでくれるかについて考え、思いを寄せる時間となる。
木彫のゆりかごを作るとなるととっつきにくいかもしれないが、木彫りのアルファベットや、靴下でつくった人形や赤ちゃんベットの上にぶら下げるおもちゃはどうだろうか。ガタガタでも曲がっていても、出来栄えなんで気にしなくてもいい。あなたの手作りの作品が、赤ちゃんが生まれて初めて見るおもちゃなのだから。
TEXT: Josephine Dwyer-Mann
TRANSLATOR: Ellie Yamashita
2015.2.13UP(FQ UK)
2015.4.2UP(FQ JAPAN)
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