妊娠中のセックスは、負担がかからなければ問題ない? 妊娠中期に夫がすべきこと3選
2019/08/24
「安定期に⼊る」などと表現するが、完全に安全・安⼼な時期などはない。妊娠期間中であれば、⺟体や⾚ちゃんにいつ何が起こるかは誰にも予測不可能。妻の妊娠中期に夫として知っておきたい知識とサポート⽅法をまとめてみた。
妊娠中期(16〜27週)の
ママの体調
安定期とはいっても、安静が第⼀︕
妊娠初期の不快な症状やつわりもひと段落。世間では「安定期に⼊る」などと表現するが、完全に安全・安⼼な時期などはない。妊娠期間中であれば、⺟体や⾚ちゃんにいつ何が起こるかは誰にも予測不可能。確かに流産や早産のリスクは妊娠初期に⽐べれば低くなるが、その時期を過ぎたからと⾔って過信は禁物であることをお忘れなく。
妊娠中期に
夫ががすべきことは?
1.どこで出産するのかの相談
少⼦化の影響で産院の数が減り、最近は「お産難⺠」という⾔葉があるほど。ほとんどは妊娠20週前後を締め切りとしているため、のんびりはしていられないということである。また、分娩予約を受け付ける病院医師や看護師などの⼈⼿不⾜による単純減のほか、妊婦健診のみで分娩を扱わない産科も存在する。都市部では分娩が⼤病院に集中し、⼗分な医療施設が追い付いてないということだ。どこで、どんな⽅法で出産するのかよく話し合い、精神的にも⾝体的にも負担がかかるママの代わりに、プレパパのリサーチ能⼒が問われるということだ。
2.⾚ちゃんとの会話
妊娠中期の18週を過ぎると、ママは⾚ちゃんの胎動がはっきりと感じられるようになる。この時期になると⾚ちゃんの聴神経が発達し、こちらからの呼びかけや刺激に反応してくれる可能性もある。ママのお腹に⼿を当てて、⾚ちゃんに話し掛けてみよう。ママと⼤切なコミュニケーションの時間としても貴重な時間だ。
3.妊娠中のセックスについて
妊娠中のセックスについては、気にしていながらもデリケートな問題だけになかなか相談しづらい問題。妊娠中のセックスは、負担のかからないように注意すれば問題ない。とはいえ、あるアンケートによると、およそ半数のカップルが妊娠中は性交渉を持っていないという結果もある。産後もその流れでセックスレスになるケースもあるようなので、そうならないためにも性⾏為以外のスキンシップも積極的にしてみては。
参考⽂献
『ダンナのための妊娠出産読本』 荻⽥和秀著 講談社
『⾚ちゃんはなぜ⽗親に似るのか』 ⽵内薫著 NHK出版
『フランスのパパはあわてない』 リオネル・パイエス&ブノワ・デ・ゴエデック著 CCC メディアハウス
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