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【新パパ必見】タバコは当然NG! 妊娠初期に夫が絶対にすべきこと3選

「妊娠初期はとてもつらかった」と記憶する先輩ママは少なくない。そもそも、つわりとはなんなのか。妊娠初期に 夫がすべきことの禁煙・予防接種・妊婦健診これら3つを具体的に紹介。出産、⼦育ては2⼈の共同作業だということを感じることが重要だ。

妊娠初期(4~15週)の
ママの体調

「妊娠初期はとてもつらかった」と記憶する先輩ママは少なくない。その理由は吐き気などで、個人差はあるものの妊娠6~10週ころに起こることがが多いようだ。⽣理が⽌まり基礎体温が⾼くなる期間もこのころのため、多くの⼈が妊娠に気づく。やがてつわりの症状もピークを迎え、⼦宮が⼤きくなるにつれて直腸や膀胱が圧迫されて頻尿や便秘の症状が⾒られることも。13週を迎えるころには胎盤ができあがり、流産のリスクはやや低下していく。


つわりって具体的にどんなもの︖

「つわり」というと嘔吐が知られているが、症状や期間は⼈それぞれ。⾷欲がない、⾷べないと気持ち悪い、唾液が⽌まらない(よだれつわり)などである。症状は8〜12週にピークを迎え、16週までには治まる⼈が多い。しかし、中には出産直前までつわりに悩まされる人もいる。⾷欲減退や⾷の好みの偏りが⾒られても、⾚ちゃんに⼤きな影響はないと⼀般には⾔われている。⾷べたいものを⾷べさせ、家事負担などを減らしてあげよう。

 

妊娠初期に
夫がすべきことは︖

1.禁煙
妊婦にたばこのけむりなんてもってのほか。妊婦さんの受動喫煙は流産や早産を引き起こすだけでなく、赤ちゃんの障害につながることもある。妊娠判明をきっかけに禁煙しよう。たばこ代でママのもの、⾚ちゃんのものを買ってあげるのはいかが︖

2.予防接種
⾵しん・⿇しん流⾏のニュースが世間を騒がせている。⾵しんに対する免疫を持たない⼥性が、主に妊娠初期に⾵しんに感染すると、胎児が先天性⾵しん症候群となる恐れがある。20代後半から40代の世代がワクチン未接種の世代と⾔われ、免疫がない可能性が⾼い。妊娠中の⼥性は予防接種ができないため、パパは絶対に抗体検査とワクチン接種を⾏うこと。

3.妊婦健診
妊娠から出産まで、定期的に妊婦健診が⾏われ、⺟体と胎児の健康・発育チェックを⾏う。パパもできれば⼀緒に⾏こう。エコー検査などで、徐々に育っていく⾚ちゃんを⾒ていけば、パパになる実感も⾼まるはず。出産、⼦育ては2⼈の共同作業だということを感じるためにもおすすめ。


 

参考⽂献

『ダンナのための妊娠出産読本』 荻⽥和秀著 講談社
『⾚ちゃんはなぜ⽗親に似るのか』 ⽵内薫著 NHK出版
『フランスのパパはあわてない』 リオネル・パイエス&ブノワ・デ・ゴエデック著 CCC メディアハウス

 


次回記事:妊娠中期にすべきこと

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