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母乳派? 粉ミルク派? パパも知っておくべき”授乳方法の選択”

赤ちゃんが誕生したら、次に待っているのは"授乳の方法"を決めること。母乳それとも、粉ミルク? パパも知っておくべき授乳についてお話しよう。連載育児小説「野郎のための妊娠ガイド」第12章。

前記事:「ベビー・ブルー」って何? 出産後の妻の状態と、夫ができること

おっぱいか? 哺乳びんか?

赤ちゃん誕生の幸せいっぱいな気持ちと高揚感は、まだまだ続いているはず。寝不足の日々が続いても、「またかよっ!」とツッコミたくなるくらいオムツ交換しても、神経疲労で育児放棄したくなっても、我が子がニッコリ笑う顔を見るだけで、そんな辛さは吹き飛んで、細かいことはこの際どうでもよくなる。

でも、ここで油断せずに基本は押さえておかなくちゃならない。僕のちょっとしたアドバイスを参考にして、順調なパパライフのスタートを切って欲しい。



自然分娩か無痛分娩かに関して意見の分かれることがあるように、母乳か否かについてもそれぞれ考え方がある。

母乳で育てることは、本能的で自然なこと。母親になったほとんどの女性は、一度は我が子を母乳で育てようと試みるはず。当然、産婦人科では母乳を積極的に奨励するだろう。母乳なら、赤ちゃんは必須な栄養素を適温かつ、一切の添加物なしの状態で取り入れることができるからだ。

それだけではなく、母乳には、あらゆる幼児期の疫病から赤ちゃんを守る免疫と、生命維持に不可欠な栄養素が豊富に含まれている。母親と子供との間の特有な適合性からくる母乳の免疫能力は、粉ミルクがどれだけ進化しようとも決して真似できるものじゃないんだ。

自然だからといって
簡単とは限らない

いくら彼女が母乳を与えたくても必ずしもそれが可能とは限らない。ママが赤ちゃんのお口をピンポイントで乳首にドッキングさせるのは、初めのうちは至難の技。ある先輩パパは、パートナーが赤ちゃんの「吸い付き」が悪くて苦戦していた初期の様子をこんな風に話てくれた。「うまく授乳の出来ない彼女のおっぱいは、母乳がたまり過ぎてパンパンになってたんだ。今にも破裂しそうなくらいにね。かなり辛いみたいだったよ」。

痛みはそれだけで治まらない。赤ちゃんの猛烈な吸引力だって痛みの原因になる。ときには乳首にかさぶたができるくらいになってしまうことも。そんな時は、パパの出番! 君の手が2本増えれば、赤ちゃんの口を乳首に誘導して、うまく吸わせるように手助けできる。授乳がうまく出来なくて泣いてばかりいる赤ちゃんへのフラストレーションと、授乳の痛みは、母乳育児を諦めて人工授乳へと変わるきっかけになる。

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