赤ちゃんの安全を考えた部屋作り・準備の基礎知識
2015/04/22
転落防止に、コードの整理、ドアノブストッパー……。子供ができるとあなたの家は劇的に変わる。それもこれも、赤ちゃんのため。部屋に潜む危険から子供を守る方法をご紹介。
前記事:ここが危ない!子供にとって危険な家の中
リビングルーム
・コードは束ね、棚の後ろやソファの下にまとめよう。バラバラのコードは首に絡まるリスクがある。
・棚など、子供が登れる程度の高い場所には特に注意しよう。山積みになった雑誌が崩れるくらいならあまり大きな被害は出ないが、子供がいた場合などは大惨事だ。
・テーブルの角など、角ばったところにはコーナーガードをつけて、怪我を防止しよう。
浴室
・薬が入っている棚にはカギをかけ、子供が誤って飲まないようにしよう。
・子供が便器に登って落ちてしまわないか心配な場合は、便器にロックをかけよう。もしトイレのドアノブが比較的高い場所にあって子供が入る心配がない場合は、子供がある程度大きくなるまでトイレを「立入禁止区域」にするのもいいかもしれない。
・入浴中、絶対に子供から目を離さないこと。数秒の隙に子供が溺れてしまうことは十分にあり得る。毎年何人もの子供がお風呂で溺死している。
・浴室には転倒防止のゴム製マットを敷こう。
・浴槽やバケツに水を張ったままにしないようにしよう。
車
・後部座席で子供が勝手に窓を開け閉めしないようにロックをかけよう。指や腕が巻き込まれて骨折してしまう可能性があるからだ。
・チャイルドロックがかかっているかどうか必ず確認しよう。
・洗剤などのカー用品は子供の手が届かないところに置いておこう。
・車の中では柔らかいおもちゃで遊ばせよう。もし車が急ブレーキをかけた場合でも、クッション性のおもちゃなら頭にぶつけて怪我することはないだろう。
最後に、自宅の家具が子供向けかどうか再度確認しよう。例えば、鏡張りの家具はオシャレではあるが、子供が混乱してぶつかる可能性があるし、手型でベタベタになってしまうだろう。
今回紹介したものは、どれも家族全員が安全に暮らすために役立つ知識ばかりだ。さぁ今日から始めよう!
TEXT: Josephine Dwyer-Mann
TRANSLATOR: Ellie Yamashita
2014.8.1UP(FQ UK)
2015.4.23UP(FQ JAPAN)
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