発進! イクボス企業同盟
2014/12/17
各社から人事の役員・部長クラスに登壇してもらい、
①自社のダイバーシティ取組事例
②イクボス企業同盟に期待するところ
を2分間ずつスピーチいただきました。「男性管理職の意識改革、イクボス養成は経営課題」「来期からイクボス研修を強化したい」「企業同盟でノウハウを学びベストプラクティスを」と言う企業は多かったです。
そう、現代の管理職世代は若い頃から無制限に働いてきた人が多く、部下が育児や介護、病気などで時間制約のあることを理解し育成することに慣れておらず、また会社としてもそうした「制約社員」のマネジメントは手さぐり状態です。
そこで、同盟により企業の枠を超えて協力し合い、「イクボスのあり方(ロールモデル)」や「養成のノウハウ」を共有することにより、企業社会におけるイクボスの増加を加速させることが可能となります。
イクボスの養成には管理職の意識改革が必要であり、社会全体が「イクボスにあらずんば、上司にあらず」という雰囲気に変わることで促進されます。そのために強い影響力、発進力を持つ「企業同盟」の存在は不可欠と私は考えました。
イクボス企業同盟では、今後、加盟した企業が社内での取り組みを互いに紹介し、ノウハウを共有し連携してイクボス養成のためのイベント・勉強会等を開催したり、同盟として社会に強くメッセージを発信していきます。
イクボス企業同盟は、この11社「伝説のイレブン」でスタートしましたが、来年以降は50社以上に増やして行きたいと考えています。
働くパパの皆さん! ぜひあなたの会社もイクボス企業同盟に入りませんか?
<FJ代表・安藤哲也の男の育児“ファザーリング”最前線>
第1回 「パタニティー・ブルー」をどう乗り越えるか!?
第2回 新しい時代の、新しい父親像とは?
第3回 社会を変える父親を目指そう
<イクボス集中講座>
第1回 イクボスって何?
第2回 イクボス実践パパの実例を紹介します!
第3回 管理職も多数参加! イクボスイベントを詳細レポート
第4回 イクボス事情、最新動向 そして「イクボスアワード2014」開催!
安藤 哲也(TETSUYA ANDO)
1962年生まれ。2男1女の父親。出版企業やIT系企業を経て、2006年、NPO法人ファザーリング・ジャパン(FJ)を立ち上げ、5年間代表を務める。一時期は副代表であったが、2014年に再度代表に就任。NPO法人タイガーマスク基金代表。「パパ’s絵本プロジェクト」メンバー、厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進チーム顧問、内閣府・男女共同参画推進連携会議委員、子育て応援とうきょう会議実行委員、にっぽん子育て応援団団長、ラジオパーソナリティなどその活動は多岐に渡る。最新著書に『父親を嫌っていた僕が「笑顔のパパ」になれた理由』(廣済堂新書)がある。
(2014.12.17up)