社会を変える父親を目指そう
2014/11/20
情況をがらりと変えるには政治が動き公的支援の拡充や社会の意識が変わることが必要だが、それには時間がかかる。タイガーマスク基金は自分たちで思いついたアイデアを企業と連携して具現化し、①寄付付きタイガー自動販売機、②寄付付きタイガーギフト(中元や歳暮)、③寄付付きLINEスタンプなど、子供たちを応援する寄付金を集めたり、勉強会の開催やSNSを駆使して広報啓発にも力を入れている。
このように企業人時代に培ったノウハウや人脈を使って支援活動を展開するが、いかんせん僕だけでは限界がある。でもそんなとき必ずタイガーマスク基金の会員やFJのパパ友が助けてくれる。寄付だけでなくイベントをシェア・サポートしてくれたりもする。そのときの彼らは、「自分の子供だけが幸せな社会などない」ということがわかっている優しくて強い、そして社会を変えるチカラを持った笑顔のパパたちなのだ。
<FJ代表・安藤哲也の男の育児“ファザーリング”最前線>
第1回 「パタニティー・ブルー」をどう乗り越えるか!?
第2回 新しい時代の、新しい父親像とは?
<イクボス集中講座>
第1回 イクボスって何?
第2回 イクボス実践パパの実例を紹介します!
第3回 管理職も多数参加! イクボスイベントを詳細レポート
第4回 イクボス事情、最新動向 そして「イクボスアワード2014」開催!
安藤 哲也(TETSUYA ANDO)
1962年生まれ。2男1女の父親。出版企業やIT系企業を経て、2006年、NPO法人ファザーリング・ジャパン(FJ)を立ち上げ、5年間代表を務める。一時期は副代表であったが、2014年に再度代表に就任。NPO法人タイガーマスク基金代表。「パパ’s絵本プロジェクト」メンバー、厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進チーム顧問、内閣府・男女共同参画推進連携会議委員、子育て応援とうきょう会議実行委員、にっぽん子育て応援団団長、ラジオパーソナリティなどその活動は多岐に渡る。最新著書に『父親を嫌っていた僕が「笑顔のパパ」になれた理由』(廣済堂新書)がある。
(2014.11.20up)