出産後のママ4人に1人は「愛情が薄れた」夫婦仲を保つポイントとは?
2018/12/29
夫婦で意見が食い違うことは「子育ての方針」
「出産後、夫婦で意見が食い違うことはありますか?」という質問に対しては、「とてもある(10.9%)」「まあある(38.0%)」を合わせて半数近くの夫婦が、意見の食い違いを実感しているようだ。その内容としては「子育ての方針について」が56.2%で最も多く、「子育て・家事の役割分担について(52.1%)」「お金の使い道について(43.9%)」と続いた。
そのほかに、ママの具体的な声(不満)としては「主体性がない」「責任感がない」「子供に甘い」という声が上がった。赤ちゃんと接する時間が短いパパは、ママとは意識の差が生まれる傾向にあるようだ。
約7割のママが「不満ははっきり伝える」
「夫への不満を感じた際に、どのような対応をしていますか?」という質問に対し、最も多かった回答は「夫への不満を伝えている(68.6%)」だった。そのほかには「態度に出す」「友人や知人に聞いてもらう」「我慢している」といった声もあり、言葉にして直接伝えにくいと感じているママも多いようだ。
夫婦円満の秘訣は「言葉で伝える」こと
最後に、「夫婦の関係性を良好に保つために心掛けていることは?」を聞いたところ、「相手に不満を伝える・話し合う」という声が多かった。次いで「夫に感謝を伝える・褒める」という回答も多く、どちらにしても、夫婦間で言葉を交わすコミュニケーションをとることが大切ということがわかる。
家族一緒に過ごす時間は大切
夫婦で子供の成長を感じよう!
今回の調査結果を振り返ると、子育て中のママの多くが、夫に対して「子育てに協力的だと感じている」ことがわかった。しかし時には、意見の食い違いや不満が出てしまうこともあるし、それは仕方のないこと。重要なのは、互いの意見が衝突した時や、どちらかに不満が出てしまった時、どうやって解決していくかだろう。
ママの声にもあったように、ケンカやトラブルがあった時は、イライラを抱え込まずに夫婦できちんと話し合う姿勢を持つことが大切だ。
今年一年、夫婦円満に過ごせた人も、そうでなかったと感じた人も、来年は「夫婦の会話とコミュニケーション」を増やすことで、さらに仲が深まりそうだ。