注目キーワード

時事・コラム

支え合うから夫婦の絆も深まる! アメリカ式共働きスタイルとは

仕事に家事、育児と、現代の夫婦にはやるべきことが盛りだくさん。忙しい2人を支え、家族の絆を強くしてくれるのが、アメリカ生まれのミルクリークの家だ。特徴は、玄関からリビング、ダイニング、キッチンまでが1つの空間となった「オープンプランニング」。

アメリカと日本における
家事の負担の差

2000年以降、日本では「共働き家庭」の割合が「専業主婦家庭」を超えて増加しており、今や共働きは、ありふれたライフスタイルとなった。その反面、およそ30年前から男女それぞれが家事にかける時間は変わらず、依然として男性よりも女性の方が、圧倒的に多くの時間を家事に割いているというデータも。つまり社会に出て働く女性が増える一方、夫婦で家事を分担する習慣は、まだまだ定着していないということだ。

先進国の1つであるアメリカでも、共働きは一般的だ。しかし、アメリカでは、夫婦間での家事の分担は当たり前のように行われており、双方が家事にかける時間も長い。また、夫婦で過ごす時間は、日本の夫婦のおよそ2倍もあるという。



妻ばかりが家事を負担し、夫婦の時間が少ない日本と、夫と妻が協力して家事を行い、夫婦の時間も確保できているアメリカ。この差が生まれた要因はいくつかあるが、その1つは、家の造りにあるようだ。まず、クッキングや後片付けといった比較的ヘビーな作業を行う、キッチンに注目してみよう。

ママが仕事をしている時は、休日のパパが家事と子供の世話を。互いの時間を尊重しあって分担する。

アメリカで主流の
「オープンプランニング」

アメリカでは、「オープンキッチン」という伝統的な設計が施されたキッチンが主流だ。「オープンキッチン」は、家族や友人とクッキングを楽しむことを前提に作られているため、全体的にスペースがゆったりととられていることが特徴の1つ。そのため、夫婦2人で並んでクッキングできるのはもちろん、妻が皿やカトラリーを洗い、夫がそれらを拭いて棚にしまう、といったふうに手分けして後片付けができる。夫婦一緒に過ごす時間を多く持つことができ、絆も深まりやすいというわけだ。

日差しが差し込む明るいキッチンの中央には、大きなアイランドカウンターが。

夫婦で並んでも広々のオープンキッチン。急いでいる時もストレス無くそれぞれが作業できる。

また、家全体の造りにも秘密がある。アメリカでは玄関からリビング、ダイニング、キッチンまでが1つの空間となった「オープンプランニング」の家がよく見受けられる。こちらも、家族を大切にする風潮が強いアメリカならではの伝統的な設計だ。部屋をへだてる壁がほとんどないため、パパとママは、家事や仕事をしながら、またはくつろぎながら、子供たちの様子を知ることができる。互いに忙しくとも、のびのびと育つ子供の姿を見守ることができるうえ、パートナーとの時間も確保しやすい。「オープンプランニング」は、”部屋にも家族にも壁がない”という理想的な環境をもたらしてくれるのだ。

このように、ミルクリークには、現代の家族にやさしい仕組みがたくさん。あなたのライフスタイルにぴったりの家を、見つけてみよう。

12

関連記事

育児アイテム名鑑

アクセスランキング

  1. 日本人がセックスレスになりやすい理由は? 1年で約140回のギリシャ夫婦との違い...
  2. 赤ちゃんを24時間見守る! AIスマートベビーモニター「CuboAi Plus」
  3. 少子化・核家族化の現代こそ「集団での体験」が必要?子どもの地頭を鍛える4つの方法...
  4. 旅ライターが選ぶ冬の子連れスポット6選!施設選びのポイントと注意点を紹介...
  5. 「小さな女の子の天使」の仲間が勢ぞろい!『angelette』の子育てアイテム
  6. 男だって泣きたい…離婚後に待ち受ける試練とは?
  7. 男が「父親」に覚醒するための10の処方箋
  8. コンパクトなベビーカー『Thule Shine(スーリーシャイン)』デザインも魅力!...
  9. 産後のママはどんな状態? 妻を支えるために知っておくべき『産後ケアの基本』...
  10. たった2分でミルクが飲み頃温度に! 画期的なボトル『Rapid Cool』が登場!

雑誌&フリーマガジン

雑誌
「FQ JAPAN」

VOL.73 | ¥550
2024/12/9発売

フリーマガジン
「FQ JAPAN BABY&KIDS」

VOL.70 | ¥0
2024/12/9発行

特別号
「FQKids」

VOL.20 | ¥715
2024/11/9発売

お詫びと訂正

  第17回 ペアレンティングアワード