これだけは忘れずに! 我が子の誕生の時にパパがすべきこと
2018/09/07
ご主人の皆さん、
面会時間終了です
病室はカーテンがかかっている程度で、患者同士のプライバシーなんてほとんどないようなもの。ある時間になると、君は看護士に帰るように促されるだろう。でもそれは、彼女自身はもちろん他の患者さんたち、そして看護婦さんが、ゆっくり休息するためなんだ。
まだ誕生の鮮明な光景から覚めやまない君にとっては、そこから離れなくてはならないなんて辛すぎること。9ヶ月も待ってやっと我が子と会えたというのに、家に帰れだなんてまったくひどすぎる話だ。でもまぁ、彼女と同じように君だってそろそろ休まなくちゃいけないと切り替えて、ここはグっとこらえて我慢しよう。僕なんて、産科病棟に到着したのが、朝食の40分前くらいだったので、看護婦さんから一旦帰って午後にまた来るよう言われたときは、「ついさっき来たばかりなのに……」とひどく凹んだよ。妻のリサは疲れているようだったし、ベイビーのアリアは既に眠っていたけど、彼女たちを残して帰るときはすごく悲しかったな。
そして1人自宅にて
親戚や友達が近くに住んでいるパパなら、病院から帰された後に、みんなと会って話をしたりするだろう。でも、僕は1人家に帰り、出産の興奮で眠れずにいた。それどころか、改めて電話で赤ちゃん誕生のニュースをみんなに伝えて、さらに誕生からほんの5時間もたたないうちに、ブログに我が子の写真の掲載までしてしまった。でも、何か物足りない感じがして仕方がなかった。それはなぜかって? それはつまり妻のリサと赤ちゃんのアリアがすぐそばにいなかったからさ。
で、残念なことに、友達はみんな仕事に行っているし、リサの家族は遠いところに住んでいる。結局僕ができたことは、コーヒーをガブ飲みして、午後の面会の時間までまだかまだかと待つことだけだった。
パパたちの中には、家に帰ってサッカーやDVDでも見ながら、冷たいビールを空けて1人きりの祝杯といこうと考える人もいるかもしれない。でもね、出産後の精神状態は妙なもので、徹夜後の疲労困憊状態でありながら、妙にハイテンションなんだ。せっかくだからこの時間を有効に使って、リビングルームやキッチンをじっくり見回しておくのがオススメ。その時がどんな状態だとしても、それ以上にきれいになることは今後18年くらいないだろうからね。