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親子一緒にステップアップ! 好き嫌いを無くす方法

親子誰しもが抱える、食べ物の好き嫌い。小さい頃の食事は、子どもたちの成長を左右すると言っても過言でもない。好き嫌いを無くす5つのポイントを知って、苦手を克服しよう!

子供の好き嫌い

子供の好き嫌いは決して珍しくない。むしろ、誰もが抱える悩みの一つともいえる。

ある調査によると、73%の親が「うちの子供は野菜が嫌いだ」と答え、そのうち35%は「味が嫌いなようだ」と答えた。また、子供の野菜嫌いを克服させるために様々な「作戦」を立てている親が多くいることもこの調査によりわかった。

作戦の中身だが、「野菜を他の食材と混ぜて見えなくなるようにしている」と答えたのが32%、「ソースや調味料で味付けをしている」が26%、「粉チーズで味を隠している」と回答した親は19%いた。また、「健康」のことを考えてと様々な嘘を子供について野菜を食べさせようとしている親もいた。「ニンジンを食べると暗闇の中でもよく見える」と子供に説明している親がなんと31%もいたのだ。

野菜と果物はこんなに大事

近年、政府が出した提言によると、子供は1日に少なくとも5品目の野菜と果物を食べる必要がある。肥満は現在も人々の健康を脅かしており、2~15歳の男児の31%、女児の19%が肥満とされているほどだ。そしてこの結果は、カロリーの高い食べ物や飲料を摂取する機会が増加していることに関係がある。

だからこそ親は、はより一層子供に野菜や果物の摂取を勧めるべきともいえる。テレビでよく見かける栄養士Carrie Ruxton博士はこう語っている。

「どの親も、子供に野菜と果物を食べてもらおうと日々格闘している。2児の母として、私も同じ道を辿ってきた。イギリス全土における子供の野菜と果物の摂取回数は1日3食以下になっている。」

様々な「作戦」を企てるも失敗に終わる……。そんな悩みを抱える親に効果的な「好き嫌い克服術」を伝授しよう。

※2015年7月3日に公開した記事のリメイクです。


TEXT: Sam Skelding
TRANSLATOR: Ellie Yamashita
2014.11.5UP(FQ UK)
2015.7.2UP(FQ JAPAN)

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