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【大学教授監修】子供のいじめ・事故・犯罪、親がすべき予防とは?

事故・犯罪・いじめ・病気……あなたの心配はなに? 親として子供の身を守ることを考えた時、やはり気になるのは事故と犯罪。どのようにリスクを回避しつつ、子供を世間に羽ばたかせていけばいいだろう? そこで安全・防犯に関して多数著書のある明治大学・山本教授に話を伺う。

事故死最多は不慮の事故
子供目線でリスクを取り除く

厚生労働省の統計データによると、子供の事故死は不慮の事故が多い。「不慮の事故=アクシデント」と考えられがちですが、そこには必ず原因があり、その原因は複数が絡み合っている場合が多い。そして原因があるということは対処の仕方もあり、予防できるということです。

例えば、大人の視点からは見えないけど、子供の目線にある突起物は取り除くなど、事故を減らすための解決策は必ずあります。子供の目線に立ってみてはじめて危ないと分かるものもあるので注意が必要です。

高齢者はできなくなってケガ
子供はできるようになりケガ

子供というのは毎日新しいことにチャレンジし、冒険や挑戦することで成長します。「もうちょっと高いところに登ってみよう」「ジャングルジム、怖かったけど大丈夫だった!」など遊びながら育つもの。幼少期は小さな事故・ケガは恐れず、重大な事故に繋がらないようにしておくべきです

高齢者はできなくなってケガをすることが多いけれど、子供はできるようになってのケガ。現在、子供がケガをする事例が少なくなってきた背景には「外で遊ぶことが少なくなったから」という側面も考えられます。

子供は遊びのなかで、小さなリスクへの対応の仕方、危険を予測することを学ぶものです。ぜひ、お父さんには子供にとっての安全をチェックしながら、一緒に外に出て遊んでほしいですね。

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