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イヤイヤ期との上手な向き合い方は? パパが知っておくべき3つのこと

2歳の子にやってくる反抗期「イヤイヤ期」。何をしても嫌がる子供と向き合うのは大変だが、実は大切な過程でもあるということをパパたちに知ってもらいたい。



子供の自立を応援しよう

児童心理学者のペネロペ・リーチ博士はこう言っている。

「歩きはじめる頃の幼児はもう赤ん坊ではありません。子供に成長しないという選択肢はないのですから、いつまでも赤ちゃん扱いしていては、かえって発育の妨げになってしまいます」

子供は、自分一人でできると思ったことをやりきれなかった時にフラストレーションを爆発させる。そのため、少しでいいから子供自身に決定権を与えてあげよう。自分の意見を言わせるのだ。

子供が上着を着るのを手伝っている時には、靴下は自分で選ばせてあげること。もちろん、自由としつけのバランスは取らなければいけないが、そうすることで子供の人生は良い方向に向かうだろう。



ワガママを増幅させないために

トロント大学で小児科学の教授を務めるジェレミー・フリードマン氏によれば、子供が癇癪を起こしている間は、平静を保ち、うっかり子供のワガママを増長させることがないように気を付けるべきだという。

子供が落ち着くまでは目を合わさず、知らんぷりを続けよう。静かになったあとは、しっかり子供を愛していることを伝え、安心させてあげること。そうすれば、イヤイヤ期の子供とも良い関係を築くことができるはずだ。

「イヤイヤ」は予防可能!?

子供の癇癪は様々な理由で起こる。例えば、お腹が空いた、眠い、退屈、知らない場所で知らない人のあいだに放り込まれた……といった具合に。

簡単なことではないが、これらの状況をあらかじめ想定することができれば、対策を取ることも可能だ。子供が癇癪を起こしそうだなと感じたら、お菓子をあげたり、少しお昼寝をさせたり、静かな遊びをさせることで予防できるかもしれない。

子供の反抗期は必ず訪れるものなので、出来る限りポジティブに受け止めてほしい。大切なのは、常に強い親であり続けながら、かつ親が権力を独占しないことだ。

子供の成長を手助けするために、「自由と支援」を与えられる親でいてほしい。




TEXT:Areej Ahsan

兄弟誌FQ UKより転載

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