頑張りすぎて空回り!? 発想の転換で家庭と仕事を両立させよ!
2018/02/22
仕事に育児に、頑張りすぎて空回り。そんなあなたに処方する、人生がちょっとラクになる“発想の転換”アイデア。今回はNPO法人ファザーリング・ジャパンの代表である安藤哲也さんに仕事と家庭の両立についてお話を聞いた。
バランスを取ろうとするのを
やめてしまう
ワークとライフは“天秤”のようにバランスさせる考え方(バランスがとれないとダメ!)だと、いつまでも不安定でストレスが溜まるもの。
人生をおいしくする具材として“寄せ鍋”のように楽しんでしまえば良いのだ。
仕事の仲間がパパ友になったり、子育てで生まれたアイデアを仕事に活かしたり、具材がブレンドされて相乗効果を生むことで、美味しく楽しくなっていく。
仕事で成果を出して
WLBを勝ち取ろう
日本の企業でもイクボスが浸透しつつあるが、まだ男性の子育てに理解のない職場があるのも現実。
自分の職場が後者であれば、ママにも説明した上でまず仕事で成果を上げ、「あいつが言うなら仕方ない」と周囲に思わせることができたら、結果的にワークライフバランスを勝ち取ることにつながるかも。
家事はこだわらず、
時間はお金で買う
毎日の家事にはこだわりを捨てて、時間をいかになくすかを考えてみる。食事なら、毎日手作りするのをやめて、たまにはお惣菜や外食でもいい。食洗機やお掃除ロボットなど最新家電を充実させてみるとか、家事代行サービスを頼むのもアリ。
PROFILE
安藤 哲也 TETSUYA ANDO
1962年生まれ。2男1女の父親。2006年、NPO法人ファザーリング・ジャパン(FJ)を立ち上げ代表を務める。NPO法人タイガーマスク基金代表。厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進チーム顧問、内閣府・男女共同参画推進連携会議委員などその活動は多岐に渡る。新著は『「仕事も家庭も」世代の新・人生戦略「パパは大変」が「面白い!」に変わる本』(扶桑社)
Text>>REGGY KAWASHIMA
FQ JAPAN VOL.45より転載