子供の才能を伸ばすには? はじめての習い事セレクトガイド
2013/04/01
子供の習い事においては夫婦の意見が食い違うことも多い。何をやらせるのか、どの程度のレベルを求めるのか、いつまで続けさせるのか。習い事を始める前に話しておくべき内容って?
いつまで続けさせるのか?
習い事は家族の会話のテーマ
一般に幼稚園に通うようになる年齢である4歳以降の習い事には、本人の意思が欠かせない。無理強いは禁物である。長友選手を見て、「サッカーをやってみたい」と言い出したり、真央ちゃんを見て「スケートしてみたい」と言い出したり。子供の興味のアンテナが、その子の才能のありかを教えてくれる。親はエゴを捨て、子供の興味に従って歩を進めればいい。
父親だとつい、自分が得意だったスポーツをやらせようとしむけたくなることがあるかもしれない。それ自体は悪いことではない。たとえば野球が好きで、自分もイチローを育てたチチローのようになりたいと思うのなら、野球を観戦し、キャッチボールをしてみて、とにかく野球に触れさせてみること。そこで「うまい! うまい!」と褒めてあげれば、子供もその気になってくれるかもしれない。
しかし、子供の習い事においては夫婦の意見が食い違うことも多い。何をやらせるのか、どの程度のレベルを求めるのか、いつまで続けさせるのか。違いが後から露呈して、最終的には「やめる、やめさせない」の夫婦喧嘩となる。
だからできることなら、習いごとを始める前に、「いつまで続けさせるのか」「どうなったらやめさせるのか」を、家族で話し合っておいた方がいい。
習い事は家族の会話のテーマにもなりやすい。家族みんなが笑顔で応援できる習い事が見つかれば、子供は夢中で取り組む。夢中でやれば上達する。上達すれば「やればできる」という自信が育つ。その自信はその習い事に関してだけでなく、あらゆることに通じる。子供にとっての財産になる。
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レゴ®スクールは、誰もが知っているあのブロックと独自の教育システムを使って、子供たちの創造力と自立心をも育む教室。カリキュラムは、学年に合わせて用意、いずれも学びの4つのプロセスである「結びつける」→「組み立てる」→「よく考える」→「さらに続ける」を繰り返して行く事で、子供たちは達成感を持ちながら挑戦を続けていく。また、自分の考えを発表、周りに伝える〝プレゼンテーション力?も重視、繰り返し練習することで身につけられるようになっている。
ドラゼミ
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PROFILE
育児・教育ジャーナリスト
おおたとしまさ
「FQ JAPAN DIGEST」2013 SPRING ISSUE 掲載