あなたは知ってる? 離乳食をはじめるベストな時期と方法は?
2019/05/07
赤ちゃんを離乳させ、固形食へ移行させるのは簡単なことではない。どのタイミングで、どうやって、どこから離乳を始めればいいのか? 大切なこの時期を乗り切るためのアドバイスを紹介する。
離乳を始めるベストな時期は?
WHOをはじめとする多くの健康機関では、母乳で育てるのは生後6ヶ月までとしている。ただし、稀にそれよりも早く固形食を食べられるようになる赤ちゃんもいるそうだ。
固形食を食べられるかどうかは
どう判断する?
生後6ヶ月頃になり、固形食を食べる準備が整うと赤ちゃんは以下の3つのサインを出す。
①目、手、口を上手に使えるようになり、食べ物を見て、掴み、口に入れるという動作を一人で行うようになる。
②頭をぐらつかせずに、座った体勢を維持することができる。
③食べ物を飲み込むことができる。小さな赤ちゃんは本能的に口の中の異物を舌で押し出してしまう。この反射運動がなくなるまでは、スプーンやバナナの切れ端を口に入れても同じように押し出してしまう。
離乳を補助する
道具はあるの?
赤ちゃん用にデザインされたスプーンや、赤ちゃんの一食分の食事を入れることのできるフードポットなどが役に立つ。食べ物を蒸したり、かき混ぜたり、温めなおしたりすることのできるフードプロセッサーも便利だ。
初めて固形食を食べさせるなら
どんな食べ物がおすすめ?
赤ちゃん用の滑らかなシリアルや、赤ちゃん用のお米にいつものミルクを混ぜたものがいいだろう。野菜やフルーツをピューレにしたものや、すりつぶしたものもOK。例えばピューレにしたバナナや、加熱したりんご、梨、にんじん、ほうれん草、じゃがいも、豆などがおすすめだ。
生後6ヶ月を過ぎたら、アボカドやバナナのような一口サイズの食べ物をあげてもいいし、スウィートポテトのように野菜や果物を柔らかく調理したものも食べられるようになるはずだ。
TEXT:Steven White
兄弟誌FQ UKより転載