家族で楽しめるおでかけスポット! “モビリティテーマパーク”って?
2018/10/22
ピット内から声援を送る
ベビーや妊婦の姿も
かわいい応援団がピットから心強いエール。「いってらっしゃい、がんばってね!」。
7時間走り続けるカートの整備や給油、ドライバーの交代などを行うのがピット。その内部、ピットインしてくるカートのすぐ近くで、応援する子供たちの姿が見られるのも、エンジョイイベントならではの風景だ。
佑翼くんのチームのピットに、同じ水色のTシャツを来た小柄な少年の姿があった。佑翼くんの弟・田中伶麿(りょうま)くんだ。まだ7歳で、出場資格である10歳までにはあと3年。兄・佑翼くんが大人顔負けのドライバーとして活躍するのを、羨望の眼差しで見つめていた。
「僕も早く10歳になって、お兄ちゃんみたいに走りたいな」。カートの整備や道具の片付けなど、ピットクルーとして手伝いながら、3年後の初参戦を心待ちにしていた。
ほかにも、まだ小さな子供がエールを送る姿も数多く見られた。上の写真で手を振っているのは、1歳の万葉(かずは)ちゃん。付き添っているママは、もともとはドライバーとして出場していたが、現在第2子を妊娠中で、今回はメカニック担当のご主人の応援で参加。このようにベビーや妊婦さんも一緒になってチームに参加し、レースを楽しんでいた。
佑翼くんも普段はあどけない少年の表情だ。
今回紹介した「ツインリンクもてぎ」のような世界有数のレース場ではなくても、エンジョイイベントを開催しているカート専用のサーキットは、各地にたくさん存在する。中には、5歳くらいからカート体験ができるところもある。
チェッカーフラッグを振る少年たちも笑顔
モータースポーツは、家族みんなで遊べるレジャーなのだ。さぁこの秋は、子供や妻を連れて、サーキットに出かけよう!
DATA
Photo >> YASUHIRO OOSHIMA , KAZUHISA SAWADA
FQ JAPAN VOL.48より転載