【プロの技を直伝!】我が子を守る“虫さされ”予防と対策まとめ
2018/08/03
<予防編>
まずは虫に刺されない準備から
刺されない「準備」こそが虫に対する最大の「防御」! 予防の3つのポイントは「帽子」「虫除け」「汗対策」。
① 汗を拭く
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汗をかいた肌は蚊が寄ってきやすい状態なのでこまめに拭く。
② 虫除け剤(ミストタイプ)
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薬品が飛び散って目に入ったり吸い込む心配なしのノンガスタイプ。
③ 麦わら帽子
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目や耳など皮膚の薄い部分は蚊からブロック。風通しの良い素材で色は黒以外を。
<対策編>
もし虫刺されに気づいたら?
虫さされの対処は早く対応するのがポイント。
気がついたらすぐに洗って、冷やして、薬を塗布しよう!
① 早期発見
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対処が早ければ早いほど治りも早い。こまめに肌のチェックを。
② 水で冷す
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汗やほこりに刺激されるとかゆみも倍増。流水で洗って冷せば◎。
③ 薬を塗る
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適量を薄くしっかり塗り込めば、かゆみを伝える神経をブロック。
④ かきむしらない
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腫れや“とびひ”の原因になるのでかきむしるのは×。爪を清潔にしておくのも重要!
かきむしり対策には、爪の形も重要なポイント!
爪の形の主流
スクエアカットって?
スクエアカットとは、指先を保護し細かい作業を可能にする爪。負担をかけずに数回に分け、角を落とさず平坦に切る。両端は少し伸ばしぎみの角刈りが健康を考えた切り方。
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虫さされ薬の
成分を知ろう!
成分を理解したうえで使用すればもう薬選びに迷わない!
アラントイン
細胞組織の修復を助ける。
トコフェノール酢酸エステル
毛細血管を拡張し血流改善。症状回復を促進。
イソプロピルメチルフェノール
殺菌作用がある。
グリチルレチン
生薬カンゾウ酸由来の成分で、消炎作用がある。
ジフェンヒドラミン
かゆみ抑制。かゆみを伝える神経伝達物質をブロック。
PROFILE
株式会社池田模範堂 市場開発室
楠本あきのさん
「ムヒ」で有名な外用剤のトップメーカー株式会社池田模範堂で働く、二児の母。お子さんをとびひにしたことが一度もない“虫さされの予防と対策のプロ”として社内でも有名。
Illustration >> MIKA TAKADA、Text >> MIKAKO HIROSE
FQ JAPAN VOL.27より転載