「旅育」はシアトルが最適!安全&快適に親子で成長
2018/02/02
子供との旅行は、思い出づくりはもちろん、実践的な体験をする学びの場としても最高の機会。そんな“旅育”に今一番おすすめなのが、アメリカ西海岸の都市シアトル。アマゾン本社やマイクロソフト本社、ボーイングの工場など、世界を牽引する名だたる企業のあるITタウンだ。時代の流れを肌で感じることは、子供にとってもパパにとっても刺激的な旅になるはず。
加速度的に変わる世界の流れ
シアトルで感じよう!
シアトルの街を代表しているのが、アマゾン本社の存在。実にシアトル市民の10人に1人はアマゾンで働いていると言われている。シアトルのサウスレイクユニオン地区に位置するアマゾン本社周辺は「アマゾンキャンパス」と呼ばれている。
郊外ではなく、街中に本社機能が集中しており、シアトルとの関係もより密接的。アマゾンがまだ世に出す前のシステムも間近に見ることができ、未来の世界をちょっとだけ先に覗けるような感覚に!
アマゾンキャンパスで見ておきたいのが、現在建設中のアマゾンの新社屋。「スフィア(球体)」と呼ばれる大きなガラス張りが連なる温室。
なんだか植物園のような形をしているが、まさに狙いはそこだ。世界中から希少な植物を集めた植物園を創り、その中にミーティングルームなどの社内機能を置くことで、社員のクリエイティブセンスを引き出す。
また、仕事場に植物があるほうが仕事の生産性が上がるという研究結果を基に「植物の中で働く」という発想で建設されている。この新社屋は、シアトルの新たなランドマークになるはず!
新たなテクノロジーを
間近に見られる!
スフィアのすぐ横には、現在試験運転中の仮想店舗「Amazon.go(アマゾンゴー)」というレジが存在しないスーパーというコンセプトで建設されたショップがある。
入口のゲートでIDを読みとって入店し、好きなものをピックアップすると、スーパーを出る際にはゲートで自動精算されるという仕組みだ。
現在はアマゾンの社員しか使用することはできないが、アマゾンプライムなどの現行のサービスを考えると、実用化されるのも近いかもしれない。
タイミングが合えば、本社の見学ツアーに参加してみるのもオススメだ。アマゾンキャンパス周辺では犬を連れている人をよく見かけるが、アマゾンでは犬の同伴出勤もOK。こんな環境で働けるのなら、早く大人になりたい!と、子供の新たな夢ができるかも!?