子供に勉強しなさいと言うけれど、パパはしてた?
2018/01/11
「勉強しなさい!」と言ってしまったことのあるパパママは少なくないはず。だけど、自分が子供の時にちゃんと勉強していたと胸を張って言える人はどのくらいいるだろうか? イギリスの親たちが挑戦した、学校での勉強を思い出すクイズに挑戦してみよう。
親たちは
学校で習ったことを覚えているか?
冬休みが明けて、子供たちも学校が始まった。登校前日になって、しわくちゃの持ち物プリントが出てきたり、新たな宿題が発掘されたりした家庭もあったのではないだろうか? この光景、どうやら日本だけではなく、イギリスでも見られるらしい。
「ちゃんとしなさい」、「勉強をしなさい」。親はそうやって願ってしまう。でも、自分が子供のときはどうだっただろう? ちゃんと勉強していたのだろうか?
イギリスの事務用品メーカーRyman(ライマン)が、2,155人を対象にして、現在の主要教科の理解度を測る調査を実施した。数学、理科、地理、スペイン語、ICTなどの10教科に関するテストを解いてもらい、正答率を調べた。
結果は?
男女で差はあるのか?
10教科全体での平均点は、58.4点。男女別に見てみると男性は58点で、女性が57点だが、これは統計上の誤差と言って差し支えない。したがって、全体の傾向を見ても、男女で成績の差はほとんどない。
教科別で見てみると、違った一面が見えてきた。女性は、男性に比べてわずかに音楽、歴史、英語、数学の点数がよい傾向にあった。顕著に男女差が出たのは、スペイン語。女性の平均は78点。一方、外国語で男性の方が女性よりも高得点を出す傾向にあったのは、フランス語だった。
また、ICTでも男女での得点差があった。ICTの平均得点は全体で49点だったが、男性は60点だった。
地域差は?
イギリス全体での達成率は、どこも大差がなかったが、中部と北東部の達成率がそれぞれ61点と60点となり、他の地域より若干高い結果となった。
本当のところ、
親だって子どもと同じじゃない?
この調査でわかったのは、親たちが、学校で習ったことを必ずしも全て覚えているわけではないということ。いやいや、自分はそんなことはないって? それでは、イギリスの親たちが挑戦した問題に、あなたもトライしてみてはいかがだろうか?
子供だけじゃなく親も勉強しつづける必要があるということが、わかるかもしれない。
この記事は、FQ UKの転載記事です。