変わりゆく家庭の財布事情
2016/06/06
日本国内の共働き率は59%。その数はさらに増え続けている。それと同時に夫婦の財布事情も大きく変わる。FQ読者の悩みの上位にランクする「お金の話」。
家族で最も優先順位が低い
俺の小遣い。
読者座談会の鉄板ネタ「我が家のお財布事情」。「実は、妻の給料を知らなくて」「夫の会社はボーナスがないってホントかしら……」などなど話は尽きない。
あらためて家計について読者アンケートを取ると、いろいろと見えてきた。約6割の夫婦は、家計の管理をどちらか1人に任せている。ただしこれは産休・育児中の話。実のところ、多くの共働きの夫婦は、生活費以外を個別で管理しているのだ。
ただ、これは暗い話ではない。どちらかの収入に過度な依存をしない「個人として自立している夫婦」が今増えているということなのだ。
財布のタイプ
お財布の紐を握るのは妻か、夫か……。意外と夫が多いのが驚き。ただし、共働きの増加に比例して個別管理の割合が増えている。
夫が自由に使える金額(毎月)
お小遣いは1~4万円が最も多い層となった。平日のランチが外食か弁当かで、本当に自由に使えると言える。ちなみに、10万円クラスは共働きの「別財布派」か、「夫が管理する派」がほとんど。
妻の知らない貯金がある
一説によると妻の半数近くがへそくり経験あり。平均額は300万円だそう。一方で、へそくり経験がある夫は3人に1人しかいない……!