第21回 父親が好きだったおせち料理覚えてますか?
2015/12/30
『パパ料理研究家・滝村雅晴 家族に伝えたい! 食育講座』第21回。
●京都の雑煮、関東の雑煮。
2015年が始まったと思ったら、もう1年です。昨年のこの時期は、京都の白みそ丸餅雑煮を紹介しました。
第9回
おせち料理に込められた意味、知っていますか?
https://fqmagazine.jp/24511/takimura_09/
お雑煮は、地域によって違うので、作れるようになると、子供達への食育にもなります。関東では、焼き餅、三つ葉、鶏の雑炊が多いですね。しっかり出汁をとり、塩、しょうゆで味付けをして、味噌は使いません。ゆずの皮も必須。少し入っているだけで、風味が違います。
●滝村家だけ?の定番おせち料理
幼少の頃、毎年正月は、父の兄弟家族が祖母の家に集まり、総勢13名で年末年始を過ごしていました。人数が多い分、おせち料理もどっさり仕込みます。その中で、おそらく滝村家だけだろうという、定番のおせち料理がありました。
それが、ハム、きゅうり、うずらを爪楊枝で刺した一品。なぜ、これがおせち料理の仲間入りをしたのかは分かりませんが、子供の時の僕は、これが好きでしたね。