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人気料理研究家が教える食育講座(さんまの焼き方編)

さんまの塩焼きにはちゃんとしたコツがあった!? 『パパ料理研究家・滝村雅晴 家族に伝えたい! 食育講座』第19回 今が旬のさんまの塩焼きを、3つの準備で堪能しよう!

パパヂカラ|2015.10.30up

●魚を食べるファミリーは減り続けている

最近、一般家庭での魚食が減っています。平成20年に肉の摂取量が魚の摂取量を上回った後、翌21年にはその差が広がっています(下記グラフ参照)。
特に、今の子育て世代の魚の購入数量は、シニア世代の約3分の1だとか。そうなると、世代交代とともに、さらに魚介類の消費量は減りますね。
魚の料理方法がわからない、生臭いのが苦手、生ゴミが出る、骨が多い……など、家庭での魚料理を敬遠する理由は様々です。
我が家は毎朝必ず小魚(うるめいわし、ちりめんじゃこなど)とごはん、味噌汁、青菜のお浸しが並ぶ和朝食派です。次女は、いつしか魚が大好きになっていました。
海に囲まれ、魚食を中心として、食文化が育まれてきた日本。美味しい魚や食べ方、郷土料理など、知れば知るほど、「あぁ、長生きしたいな」と思えるぐらい、旨いものがあるのです。
野菜に旬があるように、魚にも旬があります。旬があると言うことは、季節を楽しみながら、安くて、美味しい魚が食べられるということ。

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国民1人1日当たり魚介類と肉類の摂取量の推移
引用元:水産庁(http://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/h22_h/trend/1/t1_2_1_1.html

●魚には、魚の皿がよく似合う

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秋は、さんまの季節。あの細長いさんまを食卓に並べるには切る方法もありますが、専用の皿を用意するのも手。それが「さんま皿」です。
和物で、細長い長方形の皿が実家にありました。あまりおしゃれではない柄だった気もしますが、とにかく焼き魚がよくのっていました。料理とお皿の相性がいいと、驚くほどに美味しく見えます。服が似合うのと同じですよね。
さんまの塩焼きを美味しく食べるには、下処理、焼き方など、色々なポイントがありますが、まずは下記3つを準備してください。

1. 頭が小さく、肩が張って、くちばしが黄色く、新鮮で脂がのっている「さんま」
2. 塩は、精製塩ではなく、ミネラルが含まれた「天然塩」
3. お気に入りの「さんま皿」

魚食離れとともに、焼き魚が似合うお皿が家庭から減っているのではないでしょうか。1枚ためしに買ってみて、さんまを焼いて乗せてみてください。きっと週に何回か、その皿に焼き魚を載せたくなるでしょう。

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