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ニンジン嫌いの息子に○○してみた!食育調査結果発表

見事「好き嫌い」を克服させた先輩パパの食育事情

今回のアンケート調査から、我が子の好き嫌いをなくすため、どの家庭でも試行錯誤を繰り返して、様々な工夫をしていることがうかがえた。
ここでは、現在小学生の息子さんが離乳食の頃から「食育」に積極的に取り組み、見事嫌いな食べものを克服させたという“先輩パパ”の岡部清久さん(44歳・会社代表)に、新米パパへのアドバイスなどをお聞きした。

自分が子供の頃から料理が好きで、「お互いの得意分野をやれる時にどちらかがやる」という形でご家庭の家事を分担しているという、岡部さん。子供が小さい時は、自ら会社を経営しながら、授乳や離乳食作り、寝かしつけを行っていたそうだ。また今でも、入浴、食事やお弁当作りまでやり切っているという。

普段、「食育」に関してどのようなことを意識しているのだろうか。

パパ特製のお昼ご飯「肉巻きおにぎりプレート」。栄養バランスもばっちりで、ボリュームも満点だ。

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遊びながら”食”を学ぶ

「できるだけ手作りをして、野菜を中心にしながら子供の好きなお肉やお魚と食事のバランスを心がけています。私が調理をしているのを見ると、息子も子供向けの包丁とまな板セットを持ち出して、お手伝いを始めてくれるんです。そのときには、包丁の正しい持ち方を教えたり、『これなーんだ?』と野菜や魚の名前を当てるクイズをしたりと、遊びながら料理に興味を持ってもらえるように意識しています。

そうすることで、子供は『自分で料理したものを食べられる』喜びに加えて、『楽しみながら“食”を学ぶ』ことを実感しているのではないかと思います。その経験が、子供の好き嫌いを減らすことにつながるのでは、と思っています」。

岡部さんの息子さんはもともとフレッシュトマトが苦手だったそうだが、食べ方を工夫したことで、見事に好き嫌いを克服。一体、どのように工夫したのだろうか。
「うちの子はフレッシュトマトの食感が苦手だったようなので、角切りにして大好物のミートソースやボロネーゼに調理して食べさせました。ちょっとした工夫で、苦手な食べ物も食べられるようになるみたいです」。

好きなものと苦手なものは2:1のバランス

最後に、子供の好き嫌いに悩める新米パパへ、先輩パパとしてのアドバイスをお聞きした。
「好きなものとちょっと苦手なものを2:1のバランスで、今はメニュー作りをしています。私の場合はもともと料理が好きだったので、子供の好みを考えながら“食”を楽しんでもらうことができました。離乳期に、偏らず色々な野菜や食品を食べてくれたことが今になってよかったのかな、と思います。それと、食事をする時間を共有して『食事が楽しい』と感じてもらうことも重要ではないかと思います。」

「食育」とは、人生に必要な「食」の知識をきちんと学ぶこと。とはいえ、忙しく過ぎていく日常の中で、一体何をすればいいのか……。そんな父親の悩みを解決するヒントは「旅」にあった!畑や海など、「食」の現場に実際に足を運び五感を使って感じることは、子供たちにとって「食」の本質を知る貴重な経験となるだろう! 最新号「FQ JAPAN」VOL.36では、父子で出かける「食」の旅オススメプランを紹介!

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