第17回 おふくろの味をオヤジの味にしてみる。
2015/08/25
パパ料理研究家・滝村雅晴 家族に伝えたい! 食育講座 第17回 実家に帰ったら、おふくろの味を聞いて、オヤジの味にしてみる。
里帰りしたら、おふくろの味を教えてもらおう。
僕は、社会人になって東京に出てきました。今住んでいるのは神奈川県の川崎市。1人で暮らす母に会いに、お盆と正月は家族でふるさとの京都に帰ります。
実家に帰る一番の楽しみは母の手料理です。僕がパパ料理研究家になったのも、母の料理の影響がとても大きい。中学・高校の6年間、母が作ってくれた弁当は、アイデアたっぷりで飽きませんでした。
母は、鶏(京都では「かしわ」と言います)が苦手なのに、から揚げや照り焼きなど、子供が喜ぶ料理も作ってくれました。でも、お肉一般は好きだったので、牛、豚料理は多かったかな。
この夏は、わざわざ美味しいお肉を買ってきて、和牛のお肉たっぷりの、母カレーを食べることができました。
料理が上手だと、人数が多いと作りがいもあるし、普段1人では作らない料理もできる。母にとっては楽しい時間なのでしょう。