我が子の才能を引き出す10の方法
2013/08/30
跳ねることに価値あり
Every bounce counts
知力を高めるのは、何も読み書きなどの学習がすべてではない。年長の子供には、ちょっと驚く意外な脳のトレーニング方法がある。それは何を隠そうトランポリンだ。実はNASAでは宇宙飛行士の身体能力のみならず頭脳を磨くためにトランポリンを使っている。落下するたびに同じ場所に着地しようと、脳が忙しく働き、刺激を与えるのだという。算数の問題なんかより、トランポリンはどんな年齢の子も大好きなので、親が指図せずとも喜んで遊んでくれるだろう。あとは、トランポリンをおけるような庭やお部屋があるかが問題だ。
とにかく遊べ
Play, play, play
平日は仕事で忙しい父親にとって子供と遊ぶのは必ずしも容易なことではない。しかし遊びは、子供の健全な成長には欠かせないものだ。幼児教育の専門家ジャンニ・ニコル氏はこう説明する。「遊びは子供の精神、情緒、社会性、知性、身体の発達にとって必要不可欠です。研究によると、おままごとやごっこ遊びなどのロールプレイが好きな子供たちは、知的能力、集中力、創造的思考のような認知領域で、非常に高い能力を発揮しやすいといわれています」。
>ちょっとリップサービス
Pay lip service
2008年、イギリス・ブリストル大学の研究で、生後9ヶ月以内に外国語に触れた赤ちゃんは、その後、他言語を学ぶことが楽だと感じることがわかった。つまり小さな子は、誰でもマルチリンガルになる可能性を秘めているということだ。そして、それはあなたも当てはまる。子供と一緒に外国語の本やCD、DVDなどの読み合わせをすることで、親も学べる。子供は少しでも言葉を覚えれば、覚えることの楽しさを身につけて、自然と言葉を上達させようとするはず。ただし、親はどれだけ続けられるかにかかっている。