注目キーワード

基礎知識

沐浴から離乳食、寝かしつけまで総まとめ! 乳児期に“パパができる”14のこと

11 ベビーサイン
赤ちゃんとの
コミュニケーションがスムーズに

おしゃべり前の赤ちゃんとコミュニケーションをとるのに便利なのが、簡単な手話やジェスチャーを使った育児法「ベビーサイン」だ。普段の語りかけにベビーサインを添えて赤ちゃんに見せていくことで、自然とその意味を理解してコミュニケーションがとれるようになる。

お座りできる生後半年くらいからが適齢で、大体1~3ヶ月程度でサインを覚え、使い出す。赤ちゃんが使いたがりそうなサインを選ぶことが大切。意思疎通ができれば、赤ちゃんの世話が一層楽しくなり、育児にも自信が持てるようになるはずだ。

もっと
両手の指先をすぼめて、トントンと触れ合わせる。喜んだことを繰り返す時に使う。「もっとする?」「もう一回やってみる?」など。

帽子
片手で頭をトントンと触る。おでかけの時、「帽子をかぶって出かけようね」と帽子をかぶせよう。「お外へ行き
たい」と赤ちゃんからのリクエストとして使われることも。

パパ
開いた片手の親指をおでこにトントン。サインを教えるときは、実物ではなく、写真に写っている父親を見せなが
ら「これはパパだね」と教えると赤ちゃんも理解しやすい。

お風呂
軽く握った両手で体をゴシゴシ。「さあ、お風呂に入るぞ~」と、赤ちゃんをお風呂に誘うときに使ってみよう。

おやつ
片手のひらの上でクッキーの型を取るように動かす。お腹が空いていそうなときに、「おやつ食べる?」と聞きながらサインをし、赤ちゃん用のおやつを与え、教える。

情報提供

一般社団法人日本ベビーサイン協会


12 あやす・遊ぶ
くりかえし遊びで
親子の信頼関係をつくる

赤ちゃんにとって「遊び」は、心身の発達を促す大切な生活習慣の1つ。成長に合わせた遊びを実践してあげたいものだ。しかし、「どうやって遊んでいいのかわからない」というパパも少なくないだろう。

そんな悩めるパパたちに向けセミナー「赤ちゃんと遊ぼう」を各地で開催する、奈良県のNPO法人「パパちから応援隊」代表の赤松邦子さん。セミナーは、生後2ヶ月から楽しめる「あやし遊び」、パパが得意な「体を使った遊び」、身近にある材料を使う「手づくりおもちゃ」の計3回。今回は、その中から数例をピックアップして紹介しよう。

 


13 外気浴
新鮮な空気に触れて
五感を刺激する


生後1ヶ月を過ぎたら、少しずつ外の空気に慣れさせてあげよう。外気浴=日光浴ではなく、新鮮な空気に触れることが目的。はじめは室内で窓を開けて過ごし、次の段階で、ベランダや庭などで1日5分程度過ごしてみる。さらに慣れてきたら、ベビーカーや抱っこで散歩へ。

五感への刺激、体温調節機能の向上、生活リズムの定着など、外気浴は赤ちゃんにとって様々な好影響が。パパが赤ちゃんと一緒に散歩に行き、ママのフリータイムを作ってあげることも大切だ。


14 寝かしつけ
覚悟と根気を持って
チャレンジしよう

「昼寝を3回している赤ちゃんなら、夜を含め1日4回。そのうちの1回でもパパが代われるようになれば、ママの大きな助けになります」と語るのは、乳幼児睡眠コンサルタントの和氣さん。寝かしつけでは、タイミング、光、体温が鍵を握るという。

「適切なタイミングで寝かせることが大切。赤ちゃんは眠くなりすぎても寝られなくなってしまいます。そして、脳を覚醒させる光は避けること。寝かしつけたい時間の1時間前には、部屋を暗くしてゆったり過ごしましょう。布団に入るのは、入浴後45分~1時間後が目安。ヒトは体温を下げて眠るので、お風呂で温まった身体が元の体温まで下がるときに寝かしつけるとスムーズです」。

赤ちゃんは“いつも同じ”であることを好むため、普段のやり方をママに聞いておくことも重要だ。「ママがいつも苦労しているのに、パパならあっさり寝た!というケースも実はよくあります。根気よく、優しい気持ちでチャレンジしてみましょう」。

寝かしつけの手順

Step1 予告する

いつもはママと一緒に寝ているとしたら、急にパパが出てくると赤ちゃんもビックリしてしまう。「今日はパパと寝ようね」などと、必ず予告をしておくことが大切だ。

Step2 ママと同じルーティーンにする

寝る前のルーティンは、スムーズな寝かしつけに必須。赤ちゃんの気持ちが落ち着いて、眠りにつきやすくなる。例えば、入浴→歯磨き→絵本など、ママと同じ流れで寝室に連れていくようにしよう。

Step3 ママと同じように寝かしつけをしてみる

寝る前のルーティンが大切なのと同様、寝かしつけも“いつもどおり”が基本。いつも授乳で寝かしつけている場合は、パパにできる最大限のスキンシップである“抱っこ”で寝かしつけに挑戦してみよう。

Step4 泣かれても諦めない

「パパでも眠れる子」になってもらうためには、「パパでも寝られた」という経験が大事。泣かれても諦めず、泣き疲れて眠るまで2~3時間でもやり続けるという覚悟と根性が必要だ。

寝かしつけで守りたい5つのルール

●スマホは絶対に操作しない
スマホの光が脳を覚醒させてしまい、眠りの妨げになってしまう。

●声を荒げない
イライラしても声には出さずグッと我慢。イライラが伝わると、赤ちゃんの気持ちが不安定になって余計に眠りにつけなくなってしまう。

●必要以上に話しかけない
「かわいいね」など、つい声をかけたくなってしまうけれど、寝る時は控えよう。話しかけられると「まだ遊んでいい時間なのかな?」と赤ちゃんが勘違いしてしまう。寝る時間だと境界線を引くように。

●ママを呼びにいかない
すぐに諦めてママを呼びに行ってしまうと、赤ちゃんにとって「パパでは寝られなかった」という経験になってしまう。必要なときは、ドアのノックなどのサインで呼ぶようにすること。

●すぐに置かない・出ていかない
深い眠りに入り始めるのは寝つきから15分後くらい。タイミングを待とう。

教えてくれた人

和氣春花(ねんねママ)さん

乳幼児睡眠コンサルタント(米国IPHI国際認定資格保持)。夜泣きや寝かしつけ対策のコツを紹介するYouTube
チャンネル「寝かしつけ専門学校 ねんねママちゃんねる」はチャンネル登録者数1.5万人を突破。


文:曽田夕紀子(株式会社ミゲル)

FQ JAPAN VOL.56(2020年秋号)より転載

123

関連記事

育児アイテム名鑑

アクセスランキング

  1. 日本人がセックスレスになりやすい理由は? 1年で約140回のギリシャ夫婦との違い...
  2. パパと赤ちゃんのお出かけ・留守番にも! 『明治ほほえみ』液体ミルク&キューブ活用術...
  3. 男だって泣きたい…離婚後に待ち受ける試練とは?
  4. 【1組様を無料招待】一軒家の里山リゾートで丁寧な時間を。親子で楽しむ自然体験...
  5. 産後のママはどんな状態? 妻を支えるために知っておくべき『産後ケアの基本』...
  6. 子供に自信をつけさせるメンタルトレーニング
  7. 1日数時間で!? おむつが外れるトイレトレーニングが凄かった
  8. 男が「父親」に覚醒するための10の処方箋
  9. SEXで大事なのは「触れあい」と「思いやり」
  10. 【眼科医監修】「目にしみない」は大丈夫!? ベビーソープやシャンプーが赤ちゃんの目に入ったら?...

雑誌&フリーマガジン

雑誌
「FQ JAPAN」

VOL.74 | ¥550
2025/3/7発売

フリーマガジン
「FQ JAPAN BABY&KIDS」

VOL.71 | ¥0
2025/3/31発行

特別号
「FQKids」

VOL.21 | ¥715
2025/2/7発売

お詫びと訂正

  第17回 ペアレンティングアワード