周りのパパママはもう始めてる!? 新生活にゆとりを生む「時短家事テクニック」
2020/03/11
4月を目前に、"新しい生活"にそわそわする時期。子供が大きくなるにつれ、パパママも習い事の送り迎え等が増えて忙しくなるだろう。こんな時こそ「時短家事」が有効だが、周りの家庭ではどんな対策をしているのだろうか?
どうやって時短を実現するか?
新生活シーズンは、これからの毎日に備えて何かと忙しいタイミング。共働きのパパママであれば、会社での環境も変わるため慌しく日々を過ごしている人も多いはずだ。
そんな中、パナソニックが新しいロボット掃除機『ルーロ』発売に先駆け、2020年1月、20~40代の共働きパパママを対象に、「新生活シーズンの家事」をテーマにしたアンケート調査を実施した。
「新生活シーズンは、普段以上に忙しいと感じますか?」の問いには、9割近くもの共働き夫婦が 「そう感じる(89%)」と回答した。また、8割以上が「普段以上に家事の効率化が必要だと感じる(85%)」と回答している。
家事において工夫していることとして、「”しない”と決めている家事がある」と答えた人が約半数を占める。
具体的には、「形状記憶型のシャツ」でアイロンをかけない、「カット済み野菜」で切らない、「ドラム式洗濯乾燥機」で洗濯物を干さない、「食洗機」で洗わないなど、自動家電をうまく活用しているようだ。
自動家電といえば、ロボット掃除機。調査でも、ロボット掃除機の使用前は平均、1週間あたり「約48分」床掃除に時間を費やしていたことが分かっている。1ヶ月に換算すると、ロボット掃除機を使うだけで3時間以上の時間をつくりだせることになるのだ。
また、ロボット掃除機で時間にゆとりができたことにより、次のような恩恵が得られたという声もあった。
「週末に家族で出かけられるようになった」(30歳・女性)
「子供と一緒に過ごす時間が増えた」(36歳・男性)
「週末ゆっくり寝ていられる時間が増えた」(42歳・女性)
さらに、ロボット掃除機を使用するようになってから「生活への満足度が高くなった」人が80%にも上ったほか、「家族仲がよくなった(52%)」、「家族の会話が増えた(44%)」など、家族との関係が変化した人もそれぞれ約半数に上っていた。
ロボット掃除機は、時短掃除によって家族の時間が生まれ、QOLも向上させてくれる可能性があることがわかる。
家事・掃除のプロが教える!
ロボット掃除機活用テク
家事・掃除のプロである藤原千秋さんは、子育て世帯は特に自動家電の活用を勧める。
「特に、小さなお子さまがいる家庭は、いくら片付けてもその場から散らかっていくので、キレイな状態をキープするのは大変ですよね。家事や掃除は神経質になりすぎず、もっとラクに考えてOK。私自身、頑張りすぎない『ズボラ家事』を提唱していますが、すべてのことを手作業で頑張る必要はありません。なんでも自分でやるのではなく、自動家電を活用するのも、立派な家事のひとつだと思います。」
藤原さんは、ロボット掃除機をより有意義に活用するテクニックをアドバイスしている。その内容を紹介しよう。
ロボット掃除機使用前は「一時避難ボックス」で片付けを楽に
ロボット掃除機は便利でありながらも、使う前に部屋の片付けが必要など、何かと面倒なところも否定できない。藤原さんは次のようにコメントしている。
「例えば、床の上の掃除についても、常に片付けておくべきものは『子供やペットの誤飲・誤食につながるもの』と 『つまづくなどケガの原因になるもの』だけ、くらいの気持ちでよいと思っています。細かいものはサッと一時避難させてあげられるボックスのようなものがあると便利です。掃除してもキリがない、床の上の小さなゴミやホコリは、ロボット掃除機に任せてしまいましょう。」
床の上のホコリを取り除けば部屋全体の掃除が楽に!
「床を毎日自分で掃除するのは大変ですが、ロボット掃除機なら毎日きちんと掃除することが可能です。また、床の上のホコリが減ると、舞い上がる量も少なくなるので、他のモノにもホコリがつきにくくなります。つまり、床掃除をこまめにすることは、結果として部屋全体の掃除をさらにラクにすることにもつながるのです。忙しい共働き夫婦はもちろん、日々の掃除にストレスを感じている方は、新生活シーズンにあわせて取り入れてみてはいかがでしょうか。」
新生活シーズンは、いつも以上に忙しくなるが、あらかじめロボット掃除機などの自動家電を備えておくことで時短が叶う。さらに時間にゆとりが生まれることで、家族コミュニケーション時間も増えるというメリットも。
今年こそ、ロボット掃除機の購入を検討しても良さそうだ。
PROFILE
藤原千秋 CHIAKI FUJIWARA
家事・掃除のプロ。住生活ジャーナリスト。All About 家事・掃除・子育てガイド。大手住宅メーカー営業職を経て主に住ま い、暮らしまわりの記事を専門に執筆。現在はライティングの傍ら監修、企画、広告、アドバイザリー等の業 務に携わる。プライベートでは三女の母。『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞 出版)など著監修書、マスコミ出演多数。