3~7歳期に足の形が決まる! 子供の成長に超重要な“足育”とは
2019/12/11
“足育”を知っているだろうか?安定する足の使い方、靴の履き方、選び方を学び、いい姿勢や歩き方を覚えることが足育だ。子供の発達にとって、実は足がとても重要なのだ。足育についてママたちに尋ねたアンケートの結果が発表されたので、パパたちもぜひ参考にしよう。
ママの本音は子供を裸足で遊ばせたい
アンケートを実施したのは輸入商品の販売を行う株式会社LinKageだ。裸足に近い新感覚のシューズ「スキナーズ」の販売に合わせて、未就学児をもつママ111人を対象に実施された。
アンケートでは、子供に裸足で外で遊ばせているか尋ねている。およそ半分のママたちが裸足で遊ばせていることがわかった。
裸足で遊ばせていないママにはその理由も尋ねているが、やはりケガを心配する回答が最多だった。
裸足で遊ばせていないママたちにもう一つ、裸足が運動神経の発達や集中力・思考力の向上に良いと言われていることを知っているかも尋ねている。6割のママが知っていると答えた。
また、子供に裸足で遊ばせたいかを聞いたところ、9割が「遊ばせたい」と回答した。ケガなどを心配しつつも、ママは子供に裸足で外遊びをさせたいというのが本音だ。
2割のママは足育実践者だった
「足育」という言葉を知っているかという問いには、半数以上が「知っている」と答えた。
足の形は3歳~7歳の間に決まり、その後の運動機能や姿勢に影響を与えると言われている。足育が重要だと思うかという質問には、ほとんどのママが重要だと考えていることが明らかになった。
さらに、足育が重要だと考えるママに、足育の実践に興味があるかを尋ねると、驚くことに2割から、すでに実践しているという答えが返ってきた。
子供の足裏に刺激を
健康における足の重要性は、実は海外では日本以上に認知されている。欧米では医療にPodiatry=足科という分野が存在するくらいだ。東洋医学においても足ツボが重視されているのは言うまでもない。
現代の子供は体力、運動能力が低下傾向にあり、幼少期の足育は大変重要であることがいえる。トップアスリートは、子供の頃に裸足で運動していたりパパママに足裏マッサージをしてもらっていた選手が多い。
パパたちもわが子と遊ぶときなどに、足裏の刺激にも配慮してみるのはどうだろうか。
DATA
Text:平井達也