ママの理想の「パパ育休」とは!? 意外と辛辣なコメントがちらほら……。
2019/11/09
日本でもパパの育休取得率は年々増えており、会社によっては男性の育児休暇の取得を義務化していることも。ここでは、理想的なパパの育休とはどんなものかについて考えていきたい。
こんなはずじゃなかった!「パパの育休」についてのママのお悩み
国内のパパの育休取得率は、2018年度は6.16%。2020年には13%の目標に向けて、社会全体がパパの育休取得を後押しており、今後もさらに増加する傾向だ。
しかし、スウェーデンやノルウェーなどの北欧諸国では約90%のパパが育休を取得している。
その数字と比較すると、日本ではまだまだパパの育休は馴染みがないといえるだろう。
そのせいか、実際にパパが育休をとった家庭でも、せっかくの機会をどう活用すればよいか手探りの状態だ。
そして、育休パパに対するママの本音をみてみると、意外とシビアな意見もちらほら出ている。
以下は、プレママ・ママ同士が意見交換し、育児のお悩みを解決するためのコミュニティアプリ「ママリ」に掲載されているパパの育休に関する不安や悩みについての投稿の一部だ。
●旦那が育休に入ると、よけい家事の負担が増えそう。
●子供が泣いてもスマホやテレビを観ながら声かけをするだけ。
●ダンナが育休で家にいても、結局大変なのはわたし一人だけ…。
●まとまった育休より、毎晩早く帰ってきてくれるほうが助かる。
大事なのは夫婦間の話し合い・役割分担
せっかく張り切って育休をとったのに、ママにうとまれてしまっては元も子もない。
そうならないためには、育休中のパパが具体的に何をすべきかしっかり役割分担を決めておくのがよいだろう。
先ほど紹介したママのためのコミュニティアプリ「ママリ」では、パパの育休について夫婦で話し合うワークショップの資料が公開されている。
資料には、出産後1年間でやるべきことのタスクが具体的に記されている。
この資料にそって、パパがいつ育休を取得し、夫婦でどんな役割分担をするのがよいか、などを話し合っておくことでスムーズに育休に入れる、というものだ。
こういった資料も参考にしながらパパの育休をぜひ有効なものにしていきたい。
育休を取ったら最低限守りたいこと
「育休」と聞くと、単純に「休み」を連想するパパも多いだろう。しかし、会社での仕事とは違い、赤ちゃんのお世話は24時間エンドレスで続くのだ。
もし、それを産後の体調が不安定なママが1人で全てこなすとなると、その負担ははかり知れない。
それを少しでも軽減するのがパパの役目。育休中は、間違ってもゴロゴロして、ママのイライラに拍車をかけることがないよう注意しよう。