「出産予定日よりも早く生まれてきたのですが…」生後1ヶ月の赤ちゃんの不思議6選
2019/08/09
出産予定日よりも早く生まれてきた子供は、通常よりも発達に時間がかかる。赤ちゃんが生まれた後、我が子が正しく成長しているのか心配になる親は多いだろう。生まれてから1ヶ月の間に赤ちゃんがどのように成長していくのかを解説する。
出産予定日よりも早く生まれてきたのですが…
出産予定日よりも早く生まれてきた子供は、通常よりも発達に時間がかかる。早産だった場合には、お医者さんが実際の年齢と、正しい出産予定日から計算した年齢の、二つの年齢を示してくれるので、後者の年齢を参考にしながら赤ちゃんの発達をチェックしていくといいだろう。
体が丸まったままでも大丈夫?
赤ちゃんが腕や足を伸ばせるようになるまでは少し時間がかかるので、最初のうちは丸まった状態のままでも心配しなくていい。子宮の外の世界に慣れていくうちに、自然と手足も完全に伸ばせるようになっていくだろう。
ご飯と睡眠の周期は?
ご飯と睡眠の周期が一定になるには6〜8週間かかる。生まれてから最初の数日は、1日に8〜15回の食事が必要になり、1週間ほど経てば、6〜8回に減少する。睡眠も最初のうちは変則的で、1日に16〜17時間の睡眠をおよそ8回に分けて取ることになる。
赤ちゃんの視力は?
赤ちゃんは最初のうちはあまりよく物を見ることができない。赤ちゃんの視界はおよそ20〜30cmしかなく、抱っこをしてくれている人くらいしか、はっきりと見ることができない。なので、自分の顔の特徴をしっかり覚えてもらえるように、近い距離で赤ちゃんを抱っこするようにしよう。顔を近づければ、顔の表情による感情表現を赤ちゃんが学ぶ手助けにもなるだろう。
泣くのが唯一のコミュニケーション!
生まれてすぐの期間、赤ちゃんはとてもよく泣く。この時期の赤ちゃんにとっては、泣くことが唯一のコミュニケーションの手段なのだ。泣いているからといって機嫌が悪いとは限らない。ちょっと強めの刺激を受けただけで赤ちゃんは泣いてしまうからだ。赤ちゃんが泣いてしまったときは、正しい姿勢で体の近くに抱き寄せ、優しく話しかけてあげよう。撫でてあげたり、抱っこして体を揺らしてあげたりするのもいいだろう。お腹がすいていたり、母乳が必要なときにも赤ちゃんは泣くので、サインを見落とさないようにしよう。
たくさん遊ぼう
生まれてすぐの時期は、赤ちゃんは体をうまく使うことができない。しかし、それでも赤ちゃんは刺激を受けることを楽しんでいるのだ。よく遊んであげるほど、赤ちゃんの発達は促進される。騒々しい音を聞かせたり、はっきりとした色彩を見せたりすると赤ちゃんは喜ぶだろう。色彩のコントラストが激しい絵や、ガラガラと音の鳴るオモチャを赤ちゃんは好む。
ただし、遊ぶのは大切だがやりすぎは禁物だ。赤ちゃんが刺激を感じすぎていたり、疲労感を見せていたら、そのあたりが止め時だ。あくびをしたり、よそ見をしたり、泣き出したりしたら、一度オモチャで遊ぶのを止めてあげよう。
Written by
兄弟誌FQ UKより転載