パパも産前うつになる!? 両親学級で”パタニティブルー”を克服する方法
2019/01/27
妻と一緒に両親学級に行くと、出産の辛さや痛々しさを知ってしまい突然ブルーな気分に……。マタニティブルーの男性版「パタニティブルー」を乗り越えるために、両親学級でやっておくべきことは?
パタニティーブルーの原因は
大きな不安とプレッシャー
両親学級というのは、女性の生理機能が白日の下に晒されるという点において、男性にとってはなじみのない領域だ。出産というのは非常に神秘的で喜ばしいものだが、いざとなると男性は少し身構えてしまうだろう。あなたのパートナーが赤ちゃんを産むのと、実際にその行為を見届けるのは次元の違う話だからだ。
分娩の様子を助産師が再現する(プラスチック製の骨盤の中を赤ちゃんの人形が通る)のを見ると、イメージがしばらく頭の中を駆け巡るだろう。そして、分娩の様子を記録したビデオを初めて見たときの衝撃は、誰もが忘れることができない。
けれどこれが、あなたのパートナーが体験することなのだ。痛々しいシーンであってもテープを止めず、あなた自身もしっかりと受け止める必要がある。
しかし、”出産の事実を知ってしまったこと”自体が、男性を不安定な心理状態=「パタニティブルー」に陥らせてしまう一因となる。パタニティブルーになってしまった人が感じる不安や心配は、言葉では言い表せないほど強烈なものだ。
これを読んで、自身がパタニティブルーだと感じたら、または夫がパタニティブルーかもしれないと思った人は、慌てずに次の方法で克服しよう。