「最高の主夫たちよ、出て来いや!」主夫の友アワード2018の受賞者は?
2018/11/06
政府が「2020年に女性の管理職を3割に」という目標を掲げるならば「2020年までに男性の3割を主夫に」という野望を掲げ活動している『秘密結社主夫の友』。10月10日に定めた「いい夫(1=イイ、010=おっと)の日」に、主夫の友アワード授賞式を開催! 今年の賞は誰の手に!?
各方面で活躍するパパたちが
一挙に集結!
“主夫の認知拡大”および、それにつながる”男性の家事育児参画”の促進を積極的に発信した各界の人を表彰する本アワードは今回で4年目。今年も「行政部門」「インターナショナル部門」「主夫部門」「作品部門」の4つに分かれ、各部門の表彰が行われた。
「育児ってこんなに大変なの!?」
行政部門は、今年8月から「マイナス1歳からのイクカジ推進事業」で子育てを始めるタイミングからバックアップしている佐賀県の山口祥義知事が受賞。
山口知事は、実際に育休を取得した時の率直な感想として「こんなにも大変なのか!?」と驚きを隠せなかった様子。
特に同じ男性に対して、少しでも早く子育てに関わることが重要だと感じたことから「マイナス1歳」つまり”我が子が生まれる前から”関わるきっかけを作ろうと考えたという。
子育てや家事の大変さに気づくボブに注目
インターナショナル部門を受賞したのは、ヒーローでありながら妻を支えるために主夫となり、家事子育てに奮闘するボブが描かれたディズニー/ピクサーの映画『インクレディブル・ファミリー』。授賞式には、日本語版で宿敵アンダーマイナー役を演じた髙田延彦さんが登壇。
「最高の主夫たちよ、出て来いや!」
おなじみのフレーズで会場を盛り上げた髙田さんは、自身も二児のパパ。劇中では子育てや家事の大変さに気づくボブに注目してほしいと話した。一方で、子育ての楽しみについては「日々の変化」だという。これからやってくる反抗期についても「自立するための大事な時期と切り替えて臨みたい」とポジティブな意気込みを語った。
妻を支える兼業主夫!
主夫部門受賞は、コミックエッセイ『今日も妻のくつ下は、片方ない。』の著者で、コラムニスト、コメンテーターとして活躍する妻の犬山紙子さんを支えるために、兼業主夫になったマンガ家の劔樹人さん。
今回の受賞について、「自分よりも犬山さんが喜んでくれた」と話した。
極道から専業主夫に!?
作品部門は、くらげバンチで連載中の話題のマンガ『極主夫道』。デザイナーの妻のために、極道の道から足を洗い専業主夫になった伝説の極道の姿が描かれている。授賞式に登壇した担当編集の西川さんは「極道と主夫には意外と共通点があると感じることもあるんです」と、コラボの裏側を述べた。