パパにとっても安心・便利・快適! 子連れキャンプ計画の立て方
2018/08/09
ひらひらと舞う蝶、鳥のさえずり、木のぬくもり……。キャンプの目的は大自然の中で、家族をより近くに感じること。だから、キャンプ場の便利なサービスや設備は堂々と利用しよう。今回は、子供連れでも楽しめるキャンプ場の使い方をご紹介。
高級旅館に泊まるより
キャンプのほうがラク
キャンプというと、初心者ほど、ものすごくワイルドな旅と考えがち。しかし実際は、キャンプ好きを自称する人でも、電気も水道もない本当の山奥や河原で野営をしたことのある人は少ない。多くの場合、管理されたキャンプ場でのBBQ 大会をキャンプと呼ぶ。それでいいのだ。
乳幼児のいる家族が、キャンプを躊躇する理由は、「テント泊は無理」「シャワーを浴びられないのは無理」「妻が子供の世話をして父親1人で全てを用意するのは無理」などだろう。
であれば、バンガローに泊まればいいし、シャワーがあるキャンプ場に行くのもあり。すべてレンタルOK で、手ぶらで行けるキャンプ場もある。大事なのは自然の中で家族の存在を、いつもよりさらに近くに感じること。都会では見られない満天の星空を眺めたり、草花を使って遊んでみたり、非日常を演出しながらも、家族の安全はお金を払ってでも確保するのがDAD のセンスの見せ所だ。
キャンプ好きな友人がいるなら、合同でキャンプに行くといい。慣れないテント張りや炭の火おこしもやってくれるだろう。子供がいる家族との合同キャンプなら、なおのこと楽しい。
子供がご飯やジュースをこぼしてもノープロブレム。子供がはしゃいだって苦情はこない。高級旅館に子連れで泊まって、隣の部屋からの苦情を気にしたり、備品を壊さないようにハラハラしたりするよりも、よっぽど気楽に過ごせるのだ。
キャンプのお楽しみ
1 BBQはおいしいぞ!
普段料理をしない父親でも、「ホントは料理ができるんだぞ!」ってことをアピールするチャンス。妻に用意してもらった食材を焼いておしまい、ではなく、メニューの考案や食材選び、後片付けまでやり遂げよう。
2 気分は探検隊!
キャンプ場近くの森や川を探検して、たくさんの驚きを発見しよう。子供にとってはモンシロチョウもザリガニも不思議に満ちた未知なる生物だ。父親が小さな命を愛でるのを見れば、子供もきっと自然を好きになる。
3 星空がきれいだよ!
田舎のキャンプ場に行けば、本当の夜空を見られる。絵本の中でしか見たことのなかった天の川や流れ星を見ることは、子供にとって貴重な体験になるだろう。子供が寝静まったあと、妻と二人でロマンチックなひとときを過ごすのにもいい。