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欧米で人気の“ノルディックウォーキング”を親子ではじめよう!

普通に歩くよりも、エネルギー消費量を約20%UPさせる今1番の注目スポーツ“ノルディックウォーキング”。

欧米で人気のスポーツ“ノルディックウォーキング”を親子ではじめよう!

普通に歩くよりも、エネルギー消費量を約20%UPさせる今1番の注目スポーツ“ノルディックウォーキング”。年齢を問わずに始められるこの“究極の歩き”を父子でマスターして出かけよう!

ノルディックウォーキングとは?

ノルディックウォーキングとは、ポールを使用してウォーキングを行うことで、通常のウォーキングよりも高い運動効果が得られる新しいフィットネススポーツだ。その他のスポーツに比べて能力などによる個人差が少ないため、幼い子供から始めることができる。

最近では幼稚園児を持つ親子を対象にしたイベントなども行われており、親子で景色を見ながら“歩くことを楽しめる”と人気が高い。

子供がある程度成長してきたら、たいていの親は「我が子にどのスポーツを始めさせるべきか?」と一度は悩むもの。そんなときはまず、人間が動くことの1番の基板となる“歩き”を親子で初めてみてはいかがだろう。我が子とスポーツの楽しさを分かち合うことは、将来我が子がどのスポーツをすることになってもきっと活用できるハズだ。
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■特注
★1時間あたりのエネルギー消費量:400kcal(通常のウォーキングは280kcal)
★最も活動する筋肉:上腕筋、肩甲骨周辺の筋肉、大胸筋、広背筋
★首や肩にかけての痛みやこり解消の効果も
★滑りやすい地面も、ポールが杖となり非常に安全

■歴史
1930年代、フィンランドのクロスカントリースキーチームが夏場のトレーニングとして、ポールを持ってハイキングやランニングをしたことが始まり。1990年代に“ポールを持って歩くこと”の身体効果について活発に研究されるようになり、専用のポールも一般化。現在では世界40ヶ国以上で普及。発祥の国フィンランドでは82万人(成人の20%)が週に一度ノルディックウォーキングをおこなっているほど、国民的スポーツとなっている。

ノルディックウォーキングをはじめる

■まずは道具をそろえる!
ノルディックウォーキングを始めるにあたって、必要な道具をチェック!

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【ポール】
一般的に約100cmから5cm刻みで売っている。ポールの先を地面に垂直に立たとき、肘が90度になるサイズが最適。
★長さの目安:身長×0.68(ポールの先を地面に垂直に立たとき、肘が90度になるサイズが最適)

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【ストラップ】
ストラップをつけることで、グリップを握ることなく効果的にポールを後ろへ押し出せる。

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【チップ】
地面の状態によって使い分ける。
(右)ラバー製のアスファルトパッド:アスファルトなどの硬い地面用
(左)スパイクチップ:芝や土道用
★これらは全てノルディックスポーツ専門店や大型スポーツ用品店で購入できます。

■実際にやってみる!
さあ、道具をそろえたら子供と外に出て歩いてみよう!
【服装】
動きやすい格好(ジャージなど)で、靴はウォーキングシューズやスニーカーのような歩きやすいものをチョイス。それにプラスして夏場は帽子、冬場は手袋を用意しよう。

▼基本のテクニック
17_nw_06・下半身
足はかかとから地面に接地し、拇指球(ぼしきゅう:親指の付け根)と一緒に足指で地面を自然に押しつけるように蹴る。歩幅をやや大きくすることで、より良いウォーキング効果が得られる。
・上半身
腕は前後にバランスよく大きくスウィング。肩はリラックスし、腕のスウィングの基点となる。そうすることで自然に前後へ肩のラインの回旋が生まれる。

▼上りのテクニック
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上り坂を進行するためエネルギー消費が増え、腕、大腿部、ふくらはぎの筋肉などがより多く使用される。力強くポールを押すと、足から上半身へ負荷が分配される。上り坂は初心者にとって腕の使用を覚える良いトレーニングになる。
▼下りのテクニック
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歩幅は短く重心を低く保つ。膝は軽く曲げ、地面を蹴り離す際足を伸ばしきらないよう意識する。体重は、ポールとその逆側の足のかかとに分散される。足で常にブレーキをかけ、やや後傾を保ち、ポールは体の前に出さないようにする。

【時間】
30分~2時間といった長時間のエクササイズで、ペースを一定に保つのが基本。初心者はまず10分程度からはじめてみよう。


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