【アメリカの育児事情】子供の眠りをお助けする 「スリープコンサルタント」って?
2025/01/01

アメリカでは、民間資格の「スリープコンサルタント」に子供の寝かしつけを依頼する人が増えているそうだ。アメリカの子育て事情を紹介する。
子供の眠りを手助けするプロ
「スリープコンサルタント」が人気に
夜眠れない乳幼児の眠りを手助けする、民間資格の「スリープコンサルタント」。子供が1人で寝られる習慣がつき、家族全員がハッピーになれると、依頼をする人が増えている。
生後6週間から5歳までの子供の眠りを手助けするのは、ナタリア・イーラーさん。
6週間の期間中、毎日電話でアドバイスをしながら、空腹、歯が生えてきて痛い、熱があるなど子供が寝られずに泣いている理由を見つけたり、1日の様子を書いたノートを母親と一緒に振り返ったりする。
キーポイントは、母親とタッグを組んで乳幼児のニーズを探り、眠りに導くことだという。
*写真:「クライアントが『子供が夜眠れるようになった』と笑顔を見せてくれると、やりがいを感じる」と、ナタリアさん。 ©Natalia Eyler
文:大山真理
FQ JAPAN VOL.59(2021年夏号)より転載