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環境問題を考えるきっかけにも! 親子で楽しく「脱炭素」に取り組めるプロジェクトとは

地球や環境のためにはCO2を減らすことが大切。とはいえ「何から始めればいいの?」と疑問に思っている人も多いかもしれない。そこで、家族で簡単に取り組める「みんなで減CO2プロジェクト」を紹介しよう。

CO2を減らすには?
方法わからないパパ・ママが大半


(日本総研によるくらしとカーボンニュートラルに関する生活者調査。出典:日本総合研究所)

「わが子にクリーンな環境を引き継いでいきたい」と考えているパパ・ママは多いことだろう。日本総合研究所が行った調査では、地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)を減らすのに役立つ商品を「購入したい」と答えた人の割合は76%にのぼったという。CO2を減らす商品を「ほしい」「好ましい」と考えている子育て世代が大半だということだ。

とはいえ、普段の暮らしで、そういった商品に出会える場面はまだまだ少ないのが現実だ。実際には「CO2を減らすために何をすればよいのかわからない」という人がほとんどではないだろうか。

そこで、忙しい子育て世代におすすめなのが、毎日の買い物でCO2削減に取り組むこと。実は、買い物の際に環境にやさしい商品を選ぶだけで、CO2の削減を応援することができる。日々の買い物でCO2を減らすことができれば、慌ただしい毎日でも無理なく続けやすいだろう。
 

子供と一緒に楽しく学ぶ
「減CO2(ゲンコツ)活動」


(出典:みんなで減CO2プロジェクトWEBサイト)

日々の買い物でCO2を減らす「脱炭素」に取り組めるアクションとして、日本総合研究所が中心となって今年9月にスタートしたのが「みんなで減CO2(ゲンコツ)プロジェクト」。スマートフォンアプリや実店舗でのクイズや動画コンテンツ、親子参加型の体験イベントなどを通じて、暮らしの中のCO2を減らす「減CO2(ゲンコツ)活動」について子供と一緒に楽しく学び、無理なく取り組むことを目指すプロジェクトだ。

プロジェクトのキャラクターは、CO2を減らすアクションを起こそうとする正義感の強い白いネコの「ニャートラル」と、サングラスをかけた親友の「ギャートラル」。ゲンコツ山に住むタヌキの「ゲンコツさん」とともに、CO2を増やす「モンスター」に立ち向かうというストーリーが設定されていて、一見難しそうな「減CO2活動」をゲーム感覚で気軽に学ぶことができる。
 

親子で「脱炭素」に挑戦!
3つのチャレンジステップ

CO2を減らす脱炭素に役立つアクションは、実は身近なところにある。例えば、買い物にエコバックを持参してレジ袋をもらわないことや、過剰な包装を断ること。ほかに、節電や節水を心がけたり、近くならクルマではなく自転車や徒歩で出かけたりすることも、親子で取り組みやすい脱炭素のアクションだ。

こうしたアクションに取り組むときには、なぜレジ袋や過剰包装を断るのが必要なのかといった理由や背景を子供と一緒に考えるようにしよう。小さいうちから環境問題に関心を持たせることも、親としての務めの一つだといえる。

しかしながら、うまく説明できなかったり子どもが理解できなかったりすることもあるだろう。そこで活用したいのが、前述の「減CO2プロジェクト」の3つのチャレンジステップだ。

・ステップ1「触れる」
まず、脱炭素に関する取り組みに触れる機会を増やす。特別なことではなく、スーパーマーケットなどで脱炭素に役立つ商品を見つけることも立派な機会だ。関連するアプリやイベントへの参加などを通じて、楽しく知識を深めよう。

・ステップ2「学ぶ」
スーパーマーケットなどの店頭で脱炭素に役立つ商品を見つけるなど、親子で楽しく学びを深めよう。真面目なだけではなく、楽しみながら取り組むのが長く続ける秘訣だ。

・ステップ3「取り組む」
親子で学んだことをシェアして、脱炭素の取り組みの輪を広げていこう。

プロジェクトでは2024年1月ごろに、ドラッグストアのスギ薬局3店舗(東京・名古屋・神戸)、スーパーマーケットの万代1店舗(大阪)で、環境にやさしい商品を展示・販売する実証実験を行う予定。近くの人はぜひ親子で訪れてみてほしい。
 

DATA

みんなで減CO2(ゲンコツ)プロジェクト


画像提供/株式会社日本総合研究所
取材・文/山下幸恵(office SOTO)

Sponsored by 株式会社日本総合研究所

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