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「#ひとり親をみんなで支えよう」プロジェクトが始動! クラウドファンディングで食料支援も

昨今のコロナウイルスの感染拡大を受け、特にひとり親家庭は経済的な打撃を受けている。そうした家庭を支えようと、サッカーの長友佑都選手と認定NPO法人フローレンスが、支援プロジェクト「#ひとり親をみんなで支えよう」を立ち上げた。

ひとり親家庭に経済的な打撃が

ひとり親家庭の約半数は貧困状態にあり、20代のシングルマザーに限れば約8割にものぼる。非常に厳しい状況にもかかわらず、新型コロナウイルスによる影響で更に事態は深刻になっている。

しんぐるまざあず・ふぉーらむが4月2日~5日に会員を対象に行ったアンケート調査によると、半数以上が収入減、あるいは収入がなくなる見通しであると回答している。

そんな状況を知り、自身もひとり親家庭で育った長友佑都選手はプロジェクトを立ち上げたという。

そしてその協働パートナーとなった「NPO法人フローレンス」は、病児保育や障害児保育、虐待など子供を取り巻く社会問題に取り組み、安価な病児保育の提供などを通じたひとり親家庭の支援には12年の実績を持つ。

両者が手を組んでクラウドファンディングをスタートさせたのは4月24日。18日間で、1,999人から、総額50,013,730円が寄せられた。これを原資に「#ひとり親をみんなで支えよう」による第1弾支援として食糧支援等を実施する。

全国の支援団体と連携

支援はひとり親家庭や経済的に困窮する世帯の厳しい状況に取り組む以下の3団体と協働して行われる。

シングルマザーサポート団体 全国協議会」は、北海道から沖縄までの全国24団体が参加し、全国のシングルマザーの様々な声を集めて母子家庭の現状の発信や支援のノウハウ共有、政策提言を行っている団体だ。

NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ」はアンケート調査により、各地の子ども食堂がコロナの影響を受け、従来の居場所提供を行っている団体は1割まで減少していることを明らかにした。一方で、46%のこども食堂がフードパントリー(食材配布)などに形態を変え、活動を継続している。

むすびえは特にひとり親家庭支援を中軸に置いたこども食堂・フードパントリー・宅食等の活動を支援するために「ひとり親家庭支援活動助成」を立ち上げた。プロジェクトはこの助成事業にも生かされる。

熊本県ひとり親家庭福祉協議会 てとてとて」は、1949年に母子家庭の支援を目的として設立された福祉団体。

就学期の子供を育てるひとり親世帯に食料品の無償提供を行う「てとてとておたがいさまBOXプロジェクト」を4月から実施している。今後、県内約1,000世帯のひとり親家庭に3回の食料支援を予定していて、プロジェクトはこの全国的に類を見ない先駆的な取り組みを後押しする。

アフターコロナの世界が以前と全く同じものにはならずとも、より良い世界へと作り上げて行ける可能性は大いにある。このような支え合いが広がり、定着していくことを期待したい。


DATA

認定NPO法人フローレンス


文:平井達也

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