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LINEでつながる「ひとり親」コミュニティって? 相談やオフ会開催も!

パートナーとの離別や死別を経験した、「ひとり親」がLINEで繋がるコミュニティがある。参加者同士での相談やオフ会の開催も行われている。これを運営するエスクルは新たに、配偶者の死別を経験したひとり親のコミュニティ「エミナル」を開設した。その中身とは。

LINEを使った
「ひとり親」同士の交流

シングルで子育てをする悩みは当事者ではないと分からない部分が多い。もちろん行政、職場、地域社会の理解や支えも必要だが、当事者同士のネットワークは大きな助けになるだろう。

一般社団法人ひとり親支援協会は、ひとり親を孤立から守る活動、ひとり親世帯の生活向上につながる活動を展開している。その一つに、ひとり親交流サークル「エスクル」の運営がある。

エスクルには「ひとり親LINE」というシステムがあり、属性の似たひとり親のグループで、LINEのオープンチャット機能で交流できる。グループには未婚のママ、DVによる離別のひとり親、高齢出産のひとり親、といった種類がある。それぞれチャットのほか、掲示板で悩みを相談したり、オフ会も開催されている。

また、エスクルでは困っていることをヒアリングし、支援制度拡充に向け、集団で国や自治体に声を届けている。現在、「ひとり親家庭の生活向上にかかる政策要望案」を作成中で、養育費増額に向けた算定表の見直し、ひとり親家庭のこころのケア、待機児童対策など保育の充実、寡婦(夫)制度の格差是正等を訴えている。



パートナーと死別した
パパママの新たなコミュニティ

家族など大切な人と死別した人に寄り添い、立ち直りを支えるのがグリーフケアだが、配偶者をなくした方のグリーフケアの場が少なく、ひとり親に至っては皆無と言えるため、エスクルは新たに、「エミナル」(パートナーと死別したひとり親のコミュニティ)を立ち上げた。

エミナルには以下のような機能がある。

①配偶者を亡くしたひとり親に特化した集まり
②比較的若年層のコミュニティ

※一般的なグリーフケアは、死別全般の方が参加され、60代以上の高齢者が多いため
③子連れで参加でききる
④子育ての相談ができる

エミナルのコミュニティによって、情報交換や交流が行えるため、ひとり親のパパママにとって心強いだろう。

パパママと子供たちを
支えていくには?

ひとり親支援協会は「子どもの権利を守り、子育て世帯を優先する「キッズファースト」の考え方が広がり、子育て世帯、ひとり親世帯に優しい社会を創っていくことができれば、大勢が子どもを持ちたいと思えるようになり、少子化の改善がされる」としている。

ひとり親家庭の置かれた環境にはまだ厳しいものがあり、厚労省も予算を確保して対策を進めている。当事者の共助の輪が広がることとともに、それを支える社会の気運が高まることが望まれる。

DATA

一般社団法人ひとり親支援協会


Text:平井達也

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