赤ちゃんは自分の歯が汚れているとか分からない! ではパパ・ママは口内をどうケアしてあげればいいの?
2020/01/11
わが子に歯が生えてきた、と喜んでいるパパもいることだろう。赤ちゃんは自分の歯のケアができない。歯の健康を保ってあげるのもパパママの仕事だ。いつから、どのように歯をケアしてあげるのがよいのだろうか。経験者へのアンケートを元に紹介しよう。
わが子の歯のケア、いつから?
赤ちゃんの歯は、生後3ヵ月から9ヵ月くらいに前歯から生え始める。歯みがきはどのタイミングで始めるものなのだろうか。歯磨き粉はどんなものを使うとよいのだろう。
まず、赤ちゃんの歯のケアを始めたのはいつだったか質問している。
※株式会社ニコワークス 運営サイトbabyco調べ
「前歯が生え始めてから」が圧倒的。そう、歯が生えてきたら虫歯のリスクもある。歯が見えるようになったら、ガーゼや綿棒、赤ちゃん用歯ブラシなどで手入れをしてあげよう。
歯磨き粉はどんなものを?
次は歯磨き粉について。どのような歯磨き粉がよいと思うか尋ねている。
ジェル状がよいという回答が58%で多数だった。また、子供の歯磨き粉を選ぶ際に重視することを質問すると、
といった結果に。飲み込んでしまったときの安全性に最も気を遣っていることがわかった。
ジェル状のものはペースト状のものに比べて、まだ口をすすげない赤ちゃんにも使いやすいため、多くの赤ちゃん用歯磨き粉はジェル状となっている。
また、赤ちゃん用歯磨き粉は飲み込んでしまったときのため、研磨剤や発泡剤を含めずに作られている。購入の際にチェックしよう。虫歯予防のためのフッ素が配合されているかどうかもポイントだ。
歯磨きプラスアルファもある!
乳幼児期から口内で虫歯菌が増えないようにしておくことは、将来の虫歯予防のために重要だ。歯磨きプラスアルファの口内ケアの方法もある。歯磨き粉以外の口内ケアをしたことがあるか尋ねた結果が下だ。
タブレットはお菓子感覚で食べられるもので、キシリトールや、お腹の調子を整える乳酸菌が配合されている。
口内に2、3滴垂らして使う、赤ちゃん用マウスドロップというものもある。虫歯予防に効果があるとされるL8020乳酸菌配合マウスドロップは要チェックだ。
食事を咀嚼する歯の健康は全身の健康に欠かせない。わが子の歯にはパパが責任を持つ、という選択肢もアリだ。
DATA
Text:平井達也