安全性を追求したチャイルドシートがたどり着いたのは“背中で守る”
2020/01/10
コンビが新たに開発した「THE S(ザ・エス)」を紐解いていくと、赤ちゃんを何から守るか、その安全性の本質が見えてくる。今秋に登場したコンビの「THE S(ザ・エス)」は、コンビの“理想の安全のカタチ”ともいえる最高クラスモデル。安全性トップクラスを誇る、その最新技術を解説しよう。
チャイルドシートの
新安全基準「R129」とは
従来の安全基準「R44」から、更に安全性の向上を図った次世代安全基準が「R129」だ。赤ちゃんをしっかり守る5つのポイントの中でも、最注目は『後向き装着期間の延長』。これまでよりも長い15ヵ月未満までに設定された。後向き装置は、もしもの事故でも背中の広い面で衝撃を分散でき、未熟な赤ちゃんにとってはより安全な姿勢と考えられている。対象の基準を体重から身長へ変更になったこともポイントの1つ。個人差の少ない身長基準となったことで、より体型に合わせて安全に使用できる。
新安全基準「R129」
5つのポイント
SAFETY 1
衝撃を分散しやすい「後向きシート」で長期間守る
SAFETY 2
身長に合わせるから、よりフィット
SAFETY 3
ドア側(ヨコ)の衝撃からも守る
SAFETY 4
最新のダミー人形で厳しく試験
SAFETY 5
「ISOFIX」でカンタン・確実取付け
名門コンビが追求した
3つの安全テクノロジー
新生児から使える「THE S」は、究極の安全性を実現したコンビ回転式モデルの最新機種だ。利便性の高い回転式ながら「R129」に適合、ISOFIX対応。独自のフラット設計を実現しながら赤ちゃんの安全性と快適性を両立した『背中で守る、ベッド型※』を採用した。パパ&ママの使いやすさへの配慮や高品質は既存モデルから継承しており、最高クラスのモデルに相応しい完成度を誇っている。
※進行方向に対して後向き使用時、背もたれと座面の内角が150°以上寝かせられる構造。
Point 1 Safety
理想の安全のカタチを実現!
背中で守る、ベッド型
もしもの事故は約8割が前からの衝突であり、「R129」で後向きの装着期間が延長されたことからもわかるとおり、前からの衝撃は、後向きに乗せることで安全性が向上する。
その考えを基に誕生したのが「THE S」のコンセプト『背中で守る、ベッド型』だ。もしもの時に、背中の広い面で衝撃を受け止めて分散する“後向き形状”により、安全性を高めた。
赤ちゃんの背中の広い面で、前からの衝撃を受け止め、分散することが命を守ることに繋がるのだ。
さらにボディ内部にトラス構造&クラッシャブル構造を採用。側頭部には3層サイドプロテクションを搭載。これで360°全方位の衝突から赤ちゃんを守る。またコンビ独自の超・衝撃吸収素材「エッグショック」を頭部と座部に搭載し、しっかりサポートしている。
トラス構造
ボディ本体にはトラス構造を採用。強固な複数の三角形による骨組みで構成されているから変形しにくいのが特徴だ。
クラッシャブル構造
ボディの両サイドにはクラッシャブルゾーンを配置。衝撃が加わった際に、その部分が潰れてエネルギーを吸収して赤ちゃんを守る。
3層サイドプロテクション
側面衝突による衝撃には『3層サイドプロテクション』が赤ちゃんの頭部をしっかり包み込んで守る。
Point 2 Comfort
快適な姿勢をしっかりキープ!
新形状インナークッション
フラット設計のインナークッションが赤ちゃんを優しく包み込み、自然な姿勢をキープする。衝撃吸収力が高い『コンフォートフラットキューブ』を内蔵し、安全性も快適性も確保してくれる。
※写真はイメージです。
Point 3 Easy
ミスユースを徹底的に解決!
セパレート構造
ベースとシートが取外し可能なセパレート構造を採用。軽くて持ちやすいベースだけを先に取付けられるので、簡単・確実な装着を実現! ミスユースを防いで安全性を高めてくれる。
DATA
コンビ ホワイトレーベル
THE S ISOFIX エッグショック ZA-670
メーカー希望小売価格 ¥67,000
重量:13.7kg
使用期間:後向き/身長40cm~87cmまで、前向き/身長76cmかつ月齢15カ月以上~105cmまで(参考:新生児~4才頃)
問い合わせ
コンビ コンシューマープラザ
TEL:048-797-1000
Photo >> DANNY DANKS(ARROW PHOTOGRAPHY)
Text >> REGGY KAWASHIMA
FQ JAPAN VOL.53(2019年冬号)より転載
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