多忙なパパが子供に教えられることってなんだろう? 今すぐできる父親の役割
2019/11/17
誰でも子供に教えることのできる、生活に必要なスキルはいくつもある。24時間365日夜遅くまで全力で働くことが求められる最近の社会においては、パパママが子供と過ごす時間も必然的に短くなってしまい、成長も阻害される恐れもある。時間の有無を問わず、パパママが子供に教えられる4つのスキルを紹介する。
公共の場におけるスピーチ
親は、人生において生じ得るあらゆる不測の事態に常に備えておく必要がある。そのうちの一つの例として、集会で急遽発言を必要とされる場合がある。
それは家族・親戚の集まりにおいてかもしれないし、あるいは全く知らない他人を前にしてかもしれない。事前に心の準備ができていなくとも、自信を持ち、何物をもおそれず、雄弁に話すことが期待されているだろう。
子供が将来このような場面に直面したときも対応ができるように、しっかりとお手本になれるといいだろう。
読書家になろう
読書家(リーダー)は指導者(リーダー)だ、と言われている。
子供が幼いうちからリーダーシップを発揮できるようにするなら、読書文化を身に付けさせることがパパママにできる最善のことだ。別に、教育書でなくても構わない。小説や雑誌でもいいので子供に読ませてみよう!重要なのは、読書の力を知り、読書を愛する人間に成長することだ。
キャンプをしよう
子供の成長のため、一緒にキャンプに出掛けてみよう。キャンプには多くのメリットがある。なかでも重要なのは、子供と二人きりで過ごす時間が確保でき、今、直面している問題をじっくりと話し合う機会が得られることだ。
こうした時間を共に過ごすことで、子供との絆はより深まる。もちろん、テントの組み立て方、薪の集め方、料理の仕方を教えるのも重要だ。
お金の管理をさせよう
いつの日か、子供は自分で金銭の管理をしなければならなくなる。これは自身のためのお金かもしれないし、自分の家族を養うためのお金かもしれない。
子供に十分な準備をさせるため、お金の扱い方を教えておこう。
例えば、予算の立て方、無駄遣いの避け方、貯金の仕方などがある。実践的な訓練のため、オンラインのリアルマネーゲームを経験させるのも一つのアイディアだ。
いくらか資金を持たせ、一定期間資金の管理を任せてみよう。子供の資金運用の仕方を観察し、間違いを発見したらメモをとっておき、後でフィードバックをするといいだろう。
Text:スティーブン・ホワイト
イギリスの育児雑誌「FQUK」より転載
父親の育児雑誌『FQ JAPAN』の兄弟誌。セレブパパの子育てインタビューや、最新の育児アイテム、お出かけ情報などを配信している。