パパだからこそできる! 娘に伝えるべき「4つの教え」とは?
2019/04/16
父親としての大きな役目のひとつは、生活の知恵を子供に伝えること。娘へのアドバイスは、息子に比べて難しいと感じるかもしれない。しかし実は、パパは"娘にこそ伝えるべき大切な知恵"をたくさん持っているのだ。今回は、大きくなってから娘に喜ばれる4つのアドバイスを紹介する。
①生活のための道具の使い方
一人暮らしをする女性は増加しており、なかには自分の家を所有している人も少なくない。そのため、基本的な家のメンテナンスをできるようになることは重要だし、家計の節約につながる場合もある。調査によれば60%の女性がDIYを苦にしないと答えている。まずは自分の娘がその60%のうちの一人であるかを確認しよう。そして家でDIYの機会があれば、娘に手伝ってもらおう。
ヒューズの替え方やパワードリルの使い方、洗面所の手入れの仕方といった基本的なことを教えるのだ。娘が独り立ちするときには、それらに必要な道具をしっかり揃えてあげよう。絵画を壁に掛けるときや、蛇口の水が漏れたりしたときに父の教えのありがたみを知るだろう。
②運転教育
全てのドライバーは、緊急時に身を守るために何をすべきかを知っておく必要がある。エンジントラブルなどの緊急時の対処法を学ぶためには実戦が一番だ。車内の片付けをするときに娘を呼んでこよう。タイヤゲージやジャッキなどといった必要な装備が揃っているか確かめさせ、使い方を教えよう。そして実際にドライブに出かけ、どういう状況の時に何をすべきかを伝えよう。そうすることで娘は運転に自信を持つようになり、偶発的な事態にも対応できるようになるだろう。
③お金の使い方
娘が買い物好きであろうが倹約家であろうが、父親の財政知識は助けになるはずだ。若いうちから良い習慣を身につけさせておこう。プリペイドカードや子供用の銀行口座を使って、お金の管理の仕方や、正しい使い方を教えよう。これは誰にでも必要な能力だといえるだろう。
④くじけずに立ちあがること
もしかすると、娘がいじめや心ない攻撃に直面することがあるかもしれない。くじけずに自分自身で立ちあがることの大切さを教えるのも大切だ。
何も『ベストキッド』のように娘を鍛え上げろといっているわけではない。そうではなく、娘の「自信」を鍛え上げるのだ。パパはいつでも娘の味方だと伝え、そして悪いことを指摘するのはいけないことではないと教えよう。
サイコロジー・トゥデイ誌では、いじめに直面したときは「静かに毅然と相手に返答すること」が推奨されると紹介されていた。娘に、強い個性を持つことを教えよう。それは娘の支えとなり、困難な状況に立ち向かう助けとなるだろう。
もちろん、女の子は男の子とは違う。しかし、父からのアドバイスは同じでいいのだ。どんな話題でも構わないから父の教えを共有しよう。あなたが思っている以上に、それは役に立つはずだ。
TEXT:Seema Iyer
兄弟誌FQ UKより転載