注目キーワード

時事・コラム

『女性はキッチンにいるものだ』に激怒。メーガン妃が11歳で取った行動とは

ハリー王子との結婚した、メーガン(サセックス公爵夫人)。わずか11歳で女性の地位向上の活動を始めていたというから驚きだ。小さな一歩だとしても、動きを続けるのが大事だと彼女は言う。

少女時代から女性の地位向上の
活動をする新時代のプリンセス

女優からイギリス王室入りしたメーガン・マークル。格調高い同王室がアメリカ人で、バツイチで、女優で、黒人とのハーフの嫁入りを許したことに驚いたが、メーガンがブエノスアイレスのアメリカ大使館でインターンをしていたこと、また、わずか11歳で女性の地位向上の活動を始めていたことを知り納得した。

ハリー王子と出会う前の2015年に開かれたUNウィメンのイベントでメーガンは、「11歳の時、『全米の女性が油の付いた鍋やフライパンと戦っている』というテレビのコマーシャルに男子が『女性はキッチンにいるものだ』と反応したことに怒りとショックを感じ、(当時のファーストレディの)ヒラリー・クリントンや子供ニュース番組の司会者、洗剤メーカーに手紙を送りました。数週間後、クリントン夫人や司会者から激励の手紙が届き、子供ニュース番組は、自宅にカメラクルーを派遣してニュースとして取り上げました。そして、約1ヵ月後、洗剤メーカーは、キャッチコピーを『全米の女性』から『全米の人々』に変えました。この経験を通して、自分のアクションがもたらす大きな力に気づき、11歳でもインパクトを作り出すことができると知ったのです」と話し、自分の活動なんてたかが知れていると思わず、女性の地位向上の動きを続ける大切さを訴えた。

9月にチャリティー料理本を出版し、セレブとしての地位を使って慈善活動にさらに燃えるメーガン。やんちゃなハリー王子が身を固める決心をしたのもうなずける。


Text >> IZUMI HASEGAWA

FQ JAPAN VOL.49より転載



関連記事

育児アイテム名鑑

アクセスランキング

  1. 日本人がセックスレスになりやすい理由は? 1年で約140回のギリシャ夫婦との違い...
  2. 旅ライターが選ぶ冬の子連れスポット6選!施設選びのポイントと注意点を紹介...
  3. 「自閉症は人格。治すものじゃない」映画のモデルとなった父子が今思う、社会の在り方...
  4. 男だって泣きたい…離婚後に待ち受ける試練とは?
  5. 子供に自信をつけさせるメンタルトレーニング
  6. SEXで大事なのは「触れあい」と「思いやり」
  7. 子供が親によくする質問ベスト30を紹介「なぜ空は青いの?」
  8. 子供が怖い夢を見たらどうする? パパとママがしてあげるべきこと
  9. 男が「父親」に覚醒するための10の処方箋
  10. 産後のママはどんな状態? 妻を支えるために知っておくべき『産後ケアの基本』...

雑誌&フリーマガジン

雑誌
「FQ JAPAN」

VOL.72 | ¥550
2024/9/9発売

フリーマガジン
「FQ JAPAN BABY&KIDS」

VOL.69 | ¥0
2023/5/31発行

特別号
「FQKids」

VOL.20 | ¥715
2024/11/9発売

お詫びと訂正

  第17回 ペアレンティングアワード