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お小遣いやお年玉は子供に管理させる!? “お金の使い方”を教えるコツ

お小遣いやお年玉は、子供自身で管理させるべき……!? 子供が自ら「手元にあるお金をどう使うか」を考えながら管理することで、"限られた予算の下で最適な選択ができる"合理性と論理的思考が身につく!

前記事:子供に”お金の話”はしても良い? 『パーソナルファイナンス教育』とは

子供の将来につながる
金融知識の土台づくりは今!

金融教育によって、子供たちに様々な力を身につけさせることが可能になる。私が教えている金融教育では、ファイナンスや経済学といったアカデミックな学問がベースとなっている。経済学と言えば、すごく難解な数式を使って複雑な問題を解いたり、分厚い教科書に大量に記載された難解な専門用語を学んでいくようなイメージだろうか。

しかし、私が金融教育のベースにしているのは、あくまで経済学のエッセンスだ。将来につながる金融知識の土台を教えていくのであれば、子供でも十分に理解できる。なぜなら、難しい数式も用語も一切出てこないからだ。

そもそも経済学の世界では、「人間は合理的経済人である」が基本前提にある。簡単に言えば、限られた予算の下で、最適な選択をする合理的な動物であるということだ。



論理的思考力が身につく!
お小遣いは絶好のチャンス

では、実際に子供のケースに置き換えてみよう。まず、「限られた予算」というのは子供の貯金と考えればよい。

子供たちはお小遣いやお年玉をもらうと貯金箱や机の引き出しに貯めていくだろう。その貯金額の中で、本当に自分が満足できる買い物ができるようになること、つまり「最適な選択をする」ようになるための学問が経済学である。

大人でもよくやりがちな衝動買いだが、子供はさらに後先考えずに衝動買いをしてしまう。お小遣いをもらった後にスーパーへ行って、お菓子コーナーの前に行くと、さっきもらったばかりのお小遣いを使い切ってしまうだろう。そして、家に帰って、また欲しかったオモチャが遠のいたことを後悔する。その悔しさを経験しながら、少しずつ貯金や我慢することの重要性を学んでいく。

どうせならば試行錯誤を無駄に繰り返すだけではなく、金融教育という切り口から、経済学のエッセンスを子供に教えてみてはどうだろうか。頭ごなしに貯金をさせたり、衝動買いを叱るのではなく、失敗や悔しさを味わうことはお金に対する論理的な思考力が身につく絶好のチャンスとなり得る。

PROFILE

森永康平

株式会社マネネ代表取締役社長CEO。3人の娘(5歳、2歳、もうすぐ1歳)のパパ。証券会社や運用会社にてアナリスト、エコノミストとしてリサーチ業務に従事した後、複数金融機関にて外国株式事業やラップ運用事業を立ち上げる。業務範囲は海外に広がり、インドネシア、台湾、マレーシアなどアジア各国にて新規事業の立ち上げや法人設立を経験し、各法人のCEOおよび取締役を歴任。現在は法律事務所の顧問や複数のベンチャー企業のCFOも兼任。日本証券アナリスト協会検定会員。

マネネ公式HP/Twitter : @KoheiMorinaga


Text >> KOHEI MORINAGA

FQ JAPAN VOL.49より転載

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