おねしょや癇癪はどう対応する? よくある”育児トラブル”解決法
2018/12/20
壁6
微熱でパニック
子供の体調の変化は、たとえ些細でも新米パパとママにとっては気が気じゃない。でもそれほど過敏にならないように。想像するより子供の容体が重症であることは少ない……はずだ。まずは熱を計ったり、便をチェックするなど、普段体の異常のときにするチェックを。特に、赤ちゃんは体温調節が未熟なので、室温の上げ過ぎや着せ過ぎが原因でも体温が上がってしまう。もし微熱程度で赤ちゃんの機嫌がよければ、半日くらいは様子を見てみよう。その後、平熱に戻れば診察の必要はないが、次第に熱が高くなったり、39℃を超えているようなら機嫌がよくても早めに病院へ。
壁7
ご飯を食べてくれない
野菜を切って茹でて裏ごしして、時間をかけて我が子のために作った美味しいオーガニック料理。しかし、子供は手の込んだ料理ほど、一口も食べてくれないなんてことはよくある話。そんなときは、まず食事の時間をリラックスした和やかな雰囲気にしよう。そして、大人のモノマネが好きな習性を利用して、何でも美味しそうに食べる姿を子供に見せよう。もしも子供が少しでも何か新しいものを食べることに挑戦したら、ちゃんと褒めてあげて。食べ物を動物や顔の形などにアレンジするなど、子供が楽しく食事できる工夫をすることも好き嫌いを減らして上手に食べさせる秘訣だ。
壁8
遊び友達に噛みつく
子供に噛みつかれると、思いのほかとても痛い! もし我が子が遊び仲間に噛みつくようなことがあれば、すぐに行動を! 他人を叩いたり噛みついたりすることは許されないことを我が子に教えないといけない。まずは子供を落ち着かせて、そして傷つけた相手に向って謝らせる。そして「次回同じことをしたら家に連れて帰るよ!」と言いきかせる。再び噛みついても、治るまで徹底的に繰り返すこと。
壁9
我が家は危険地帯
何で子供は壊れやすいモノ、危険なモノに興味を持つのだろう? そんな危険物から我が子を守るために、まずはまわりにある危険物を取り除こう。そして家中を子供の目線で自ら這ってみる。家電製品のプラグや鋭い角のある家具、階段近くのゆるんだカーペット、ガラス製の装飾品、子供が口にすると危険な洗剤など、普段の大人の目線では見落としがちな要注意アイテムが見えてくるはずだ。
壁10
外で癇癪を起こす
子供は、突然顔を真っ赤にして悲鳴を上げる。他の買い物客の視線が痛い……。「癇癪には、場の雰囲気や退屈、空腹などさまざまな原因があります」と話すのはイギリスの育児カウンセラー。「最も手っ取り早い方法は、その環境から子供をできるだけ素早く連れ去ること。ここで決して子供を甘やかさないように。一度言うことを聞くと、子供は次も癇癪を起こしてしまいます。そして静かな場所で子供が泣き止むまで、叱らずに落ち着いた口調で話しかけてあげましょう」。
FQ JAPAN VOL.13より転載