赤ちゃんは生後2ヶ月から大人の表情がわかる!? たまに笑うのはなぜ?
2018/12/21
赤ちゃんだって、
表情を認識している!
成長と共に徐々に表情豊かになってきた赤ちゃんの、コミュニケーション能力をチェックしてみよう。スマホのストップウォッチ機能、そしてベビーチェアがあると実験しやすい。
まずは赤ちゃんをベビーラックに乗せるか立て抱っこをするなどして、実験1と同様に顔を向き合うような体勢を取る。ポイントは、目線の高さが同じであること。そして、各ステップを1分間ずつ行い、赤ちゃんの反応を観察しよう。
この実験は、言葉が話せない赤ちゃんが、表情やしぐさを通してパパやママとコミュニケーションしていることを証明する試み。「静止顔」の表情の時に、大半の赤ちゃんは顔を背けたり泣き出したり、むずがったりといった反応をする。これは、「静止顔」の状態(表情に変化のない状態)を、積極的に回避したいための行動。どうやらベビーには、ずいぶんと早くから赤ちゃん自身の表情や行動に対する、親の表情の変化をしっかりと読む能力を有しているようだ。
コミュニケーションの実験(実施目安:生後2ヶ月~8ヶ月)
ステップ1:1分間、いつもどおり赤ちゃんに対して笑顔で話しかける。
ステップ2:そして、次の1分間は「静止顔」で黙って赤ちゃんの顔を見続ける。このとき、「怒った顔」や「悲しい顔」はせず、無表情をキープするのがポイントだ。赤ちゃんの表情や行動、視線がどのように変化するかを観察する。
ステップ3:ステップ1のように再び1分間、いつもどおりに笑顔で話しかける。もし、ステップ2の時に赤ちゃんがむずかるようなことがあれば、それは赤ちゃんがパパとのコミュニケーションが中断されたことへの反応なのだ。