SDGs達成に向けて親子でできることって? 子育て世代のアクションが世界を変える
2020/03/29
SDGsはスケールが大きすぎて、個人の生活には関わりない? 決してそんなことはない。毎日の暮らしの中で、できることはたくさんある。無理せず、気軽に、コツコツと。子育て世代のアクションが、世界を変えていく!
親子でできる
アクション・ガイド
SDGs達成は、世界の未来と子供たちの明日のため。さあ、今日から親子で何をしよう? 国連広報センターが発表した「アクション・ガイド」※をベースに、子育て世代におすすめのアクションを、3つのレベルでご紹介!
※国際連合広報センター「持続可能な社会のためにナマケモノにもできるアクション・ガイド」
LEVEL 1
ソファーで寝たままできること
●節電をしよう。照明を消そう。テレビやコンピューターの画面は意外と明るいから、必要ない時にはそれ以外の明かりをおとしておこう。
●子供への暴力や虐待など、気になるニュースはシェアしよう。ソーシャルネットワークの友達と問題意識を共有しよう。
●オンライン検索すると、持続可能で環境にやさしい取り組みをしている企業が見つかるはず。そういう会社の製品を買うようにしよう。
●請求書が来たら、銀行窓口ではなく、オンラインかモバイルで支払おう。紙を使わなければ、森林を破壊しなくて済む。
●印刷はできるだけしない。覚えておきたいことをインターネットで見つけたら? ノートにメモしたり、もっといいのはデジタル付箋を使って、紙を節約すること!
●声を上げよう。住んでいる町や国に、人と地球にやさしい取り組みに参加するよう呼びかけよう。
LEVEL 2
家にいてもできること
●おむつの選び方を工夫しよう。赤ちゃんには布おむつか、環境に優しい使い捨てブランドのおむつを使おう。
●短時間のシャワーを利用しよう。ちなみに、バスタブ入浴は5~10分のシャワーに比べて、水が何十リットルも必要になる。
●子供の髪はタオルで拭いて乾かそう。ドライヤーは使わずに!
●生鮮品や残り物、食べ切れない時は早めに冷凍しよう。翌日までに食べられそうにないテイクアウトやデリバリーも。そうすれば、食べ物もお金も無駄にしなくて済む。
●窓やドアの隙間をふさいでエネルギー効率を高めよう。
●ラグマットを使おう。カーペットやラグは家を暖かく保ってくれるから、暖房代の節約に!
●家の屋根に太陽光パネルを取り付けよう。環境にも家計にもやさしい電気が手に入る!
LEVEL 3
家の外でできること
●子供と一緒に予防接種を受けよう。家族を病気から守ることは、公衆衛生の改善にもつながる。
●着られなくなった子供服は寄付しよう。慈善団体が、新しい命を吹き込んでくれるはず!
●買い物にはマイバッグを持参しよう。レジ袋は断って!
●詰め替え可能なボトルやコーヒーカップを使おう。無駄がなくなるし、値引きしてもらえることも!
●外食のとき紙ナプキンを取り過ぎないこと。子供のために、いつもタオルを持ち歩こう。
●買い物は地元で! 地域の企業を支援すれば、雇用が守られるし、長距離トラックの運転も必要なくなる。
●車を整備しよう。整備が行き届いていれば、排気ガスも減らせる!
●国や地方自治体のリーダーを選ぶ権利を行使しよう。
Text >> KIMINORI HIROMACHI
FQ JAPAN VOL.47より転載
※2018年9月6日に公開した記事のリメイクです。